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  4. 日本アニメの日光東照宮!?『ニンジャバットマン』やり過ぎ傑作アニメを可能にしたものとは? ※注!ネタバレ含みます。
日本アニメの日光東照宮!?『ニンジャバットマン』やり過ぎ傑作アニメを可能にしたものとは? ※注!ネタバレ含みます。

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アメコミキャラクターの懐の広さ



 バットマンは、アメコミの常識を打ち破り、更新してきたキャラクターだ。革命が起こったのは1986年。「バットマン:ダークナイト・リターンズ」という作品の登場で、それまで子どもの読み物だと思われてきたアメコミは完全に変わったと言われている。この作品で初老を迎えたバットマンは法に従わない自警団として政府から目をつけられ、体制側についたスーパーマンと戦うことになる。老いたヒーローが法律に違反した自警団扱いされる姿を描いた型破りな作品の登場で、以降のアメコミヒーローは様々な思想や表現を託すことができる依り代となった。このバットマンの革命があったからこそ、以降のアメコミヒーローは読者の度肝を抜くような設定にも果敢に挑み、表現の幅を広げ、現在の隆盛を築くことになったと言えるだろう。




 「バットマン:ダークナイト・リターンズ」の強い影響下でティム・バートン監督の『 バットマン』(89)は生まれた。同作はシリアス風味とは言え、まだまだファンタジー的な世界観と現実がブレンドされていたが、2008年、クリストファー・ノーラン監督の『 ダークナイト』登場によって、バットマンは現実世界とシンクロ。9・11以降のテロリズムへの恐怖を織り込みながら、我々の社会において本当の正義とは何か、という倫理学を扱うまでになった。かようにヒーローが抱える問題を現実世界とリンクさせる方法論はここ10年で完全に定着し、今や目新しいものではない。しかしそれでも、バットマンは他のヒーローとは一線を画す独自性を持っている。その事を直截に表現した作品が『 レゴバットマン ザ・ムービー』(17)だ。



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