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『ザ・スイッチ』クリストファー・ランドン監督 みにくいアヒルの子は美しい白鳥になる。でも、この映画のみにくいアヒルの子はモンスターになる!【Director’s Interview Vol.115】

© 2020 UNIVERSAL STUDIOS

『ザ・スイッチ』クリストファー・ランドン監督 みにくいアヒルの子は美しい白鳥になる。でも、この映画のみにくいアヒルの子はモンスターになる!【Director’s Interview Vol.115】

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有名俳優として活躍していた父親との思い出



Q:お父様は『大草原の小さな家』(74〜82)に出演されていた俳優のマイケル・ランドンですね。あのドラマでは、頼れる父親を演じて日本でも人気を博しましたが、実際にはどんなお父様でしたか?


ランドン:撮影現場の父を訪ねるのが大好きだった。父は、とても満たされていて幸せそうに見えたよ。仕事仲間、皆から愛されていたんだ。僕の撮影現場でもこれを常に見倣うように心がけている。それに、父は僕と一緒にホラー映画を観るのが大好きでね。この思い出が僕のインスピレーションの源でもあるんだ。


Q:同世代のハリウッドの監督とは交流がありますか?


ランドン:ハリウッドの監督に友達はいないなあ。僕は、彼らにとって面白い存在ではないから(苦笑)。

 

『ザ・スイッチ』© 2020 UNIVERSAL STUDIOS


Q:観客にどんな反応を期待していますか?


ランドン:もちろん笑って欲しいし、恐ろしい場面では椅子から飛び上がるくらい怖がって欲しい。何より、90分間、映画の中に没入して欲しいね。僕自身、映画を見るときはその世界にどっぷり浸り、終わったときには何かを得ている、そんな体験が好きなんだ。観客にも同じような経験をして欲しいね。



自分に自信を持てず、何かをしようとするとためらってしまう。そんな経験は誰にでもあるだろう。そう、ミリーは私であり、あなたでもある。彼女に共感したら、この映画に激しく没入するに違いない。まずは、アップテンポで突っ走る『ザ・スイッチ』に飛び乗るべし!



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監督・脚本:クリストファー・ランドン

週末興行収入1位を獲得した『ハッピー・デス・デイ』(17)と続編『ハッピー・デス・デイ 2U』(19)の監督であるクリストファー・ランドン(監督・脚本)は、キャラクター主導の、説得力ある物語を描くことに情熱を抱く映画製作者だ。ランドンの映画は、どのようなジャンルであれ、各キャラクターの物語を伝えることが大切にされている。ラリー・クラーク監督『アナザー・デイ・イン・パラダイス』(98)で長編映画の脚本を初めて担当。「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの2~4で脚本や製作を務めたあと、2014年1月にパラマウントにより公開された『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』では監督と脚本を手がけた。「パラノーマル・アクティビティ」シリーズで頭角を現したランドンは、パラマウント・ピクチャーズの『ゾンビーワールドへようこそ』(15・未)でも監督と脚本を務めた。



取材・文:相馬学

情報誌編集を経てフリーライターに。『SCREEN』『DVD&動画配信でーた』『シネマスクエア』等の雑誌や、劇場用パンフレット、映画サイト「シネマトゥデイ」などで記事やレビューを執筆。スターチャンネル「GO!シアター」に出演中。趣味でクラブイベントを主宰。




『ザ・スイッチ』

2021年4月9日(金)全国ロードショー

配給:東宝東和

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