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『スパゲティコード・ラブ』丸山健志監督 13人のもがく若者を捉えた、緻密な構成とハイクオリティなビジュアル【Director’s Interview Vol.165】

『スパゲティコード・ラブ』丸山健志監督 13人のもがく若者を捉えた、緻密な構成とハイクオリティなビジュアル【Director’s Interview Vol.165】

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若手実力派が揃ったキャスト陣



Q:13人の印象が偏っていないのも、すごいなと思いました。


丸山:その辺はキャスティングからこだわりました。似ているような人が一切いないように、13人全員バラバラの個性を集めたんです。各々のスタリングもそうですし、画面が変わったらキャラクターの違いがパッとわかるように、キャスティングには気を使いました。


Q:豪華なキャスティングですよね。倉悠貴さん、三浦透子さん、清水尋也さん、青木柚さん、土村芳さん、などなど、若手実力派が勢ぞろいしています。


丸山:清水君は朝ドラに出るし、三浦透子ちゃんは『ドライブ・マイ・カー』(21)でカンヌを歩くし、撮影当時から考えるとみんな大活躍だなと思います。実力ありますからね。



『スパゲティコード・ラブ』©『スパゲティコード・ラブ』製作委員会


Q:青木柚さんも、今年は『うみべの女の子』や『MINAMATAーミナマター』に出ていて、衝撃的にすごかった印象があります。今回もすごくリアルでした。


丸山:リアルですよね。今年の東京国際映画祭で上映された『なぎさ』という映画でも主演していて、すごく活躍していますよ。


Q:清水尋也さんは来年初頭公開の『さがす』という映画では連続殺人犯の役をやられていて、今回の役とのギャップがすごいです。今回は本当にすごいメンバーが揃った感じがあります。


丸山:そう言っていただけると嬉しいです。キャスティングした段階で、もう間違いないだろうという感じでしたね。本読みで役を共有したら、現場では特に何も指示する必要がないくらいでした。




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