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ジェームズ・キャメロンがやってきた!『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』来日記者会見

ジェームズ・キャメロンがやってきた!『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』来日記者会見

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いよいよ12月16日(金)に公開が迫った『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。公開に先立ちジェームズ・キャメロン監督とキャスト陣が来日。映画のテーマに合わせ、都内の水族館・マクセル アクアパーク品川にて記者会見が行われた。会見に登場したのは、ジェームズ・キャメロン監督に加え、出演者のサム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、そしてプロデューサーのジョン・ランドー。イルカショーで幕を開けた会見では、終始リラックスした面々が今回の映画について語ってくれた。



Q:ワールド・プレミアで本作を鑑賞した観客からは、絶賛の声が広がっています。


キャメロン:ありがとうございます。この映画の製作に5年間ほど携わってきました。製作時は皆さんの反応がどうなるか想像出来ませんでしたが、良い反響が出て大変うれしく思います。観客の皆さんにはこの美しい世界を楽しんで欲しいですね。1作目のファンの皆さんも、前作以上の感動的な旅路に出ることが出来るでしょう。


Q:キャメロン監督への質問です。劇中のキャラクターや生物がまるで生きているかのような映像体験で、映画と映画館の可能性の極限に到達した作品に思えます。今後も映画館でしか体験できない映画の可能性をさらに進化させる構想はありますか?そうした作品を作るために必要な革新的な技術開発など、今後の映画界に財産を残したいと考えていますか?


キャメロン:『アバター』は5作目までの構想があり、とても大きなプロジェクトとしてこれまで取り組んできました。そのために、今作含め続編を作るための新しいツールやソフト、技術も開発してきました。世界観やキャラクター、クリーチャー、そしてパンドラの海、砂漠、山、北極のような景色を作るための準備をしてきたんです。よって今後の作品に関しては技術的にはもう特に準備する必要はないんです。最高のデザイナー、CGアーティストたちと仕事をすることができましたが、これはあくまで第1章。これからより大きな物語が繋がっていきます。(1作目と本作の間のように)13年待ってくださいとは言いませんが、今後は2年ずつくらいかけて新作を出していく予定です。ぜひ楽しんでください。



『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』来日記者会見 向かって左からジョン・ランドー、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、ジェームズ・キャメロン、シガーニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング


Q:サム・ワーシントンさんとゾーイ・サルダナさんに質問です。本作でお二人は家族になり子供たちを交えてパンドラでの新たな生活が描かれます。「家族」という要素が加わったことで『アバター』の世界にどのような深みを与えましたか?また、前作からこの13年間の間に、実際のプライベートでもお二人に家族ができましたが、今回の撮影に影響はありましたか?


ワーシントン:イエス(笑)! 今回は2人のラブストーリーのさらにその先の話になっていて、そこに子供たちが加わってきます。彼らを含めた若いキャストが加わったことで、彼らの目を通したストーリーを皆さんに体験してもらうことができるんです。


サルダナ:スカイ・ピープル(人間)は欲しいものを手に入れるためにはそう簡単には諦めない。それが家族を持つことで危険な状況を生み出してしまいます。サリー一家はさまざまな葛藤に直面するんです。私自身、母親になる前は恐れを知らないところがありましたが、愛する子供ができることで自分よりも彼らのことを第一に考えるようになりました。そこの影響は大きかったですね。サリー家の子供たちはかわいいですが、頭痛の種にもなるんです(笑)。


Q:シガーニー・ウィーバーさんに質問です。あなたが登場するのは大きなサプライズで、今回はナヴィの姿での出演です。前回とは違う撮影がメインになったかと思いますが、実際に演じてみていかがでしたか?


ウィーバー:私だけではなく、すべての俳優がパフォーマンスキャプチャーでどんな役でも演じられるようになりました。これはすごいことですよね。私たちはマーカーを付けて演技をするわけですが、俳優中心にストーリーが進むため、私たちはキャラクターのエッセンスを演じればいいんです。



『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』来日記者会見 長年の盟友、ジェームズ・キャメロンとシガーニー・ウィーバー


Q:ジョン・ランドーさんに質問です。『アバター』の映像体験はどこまで進化するのでしょうか。CGの表現において最も難しいとされる水の表現に挑んだ今作ですが、今回の製作での一番の挑戦は何でしょうか?


ジョン・ランドー:最もチャレンジングだったのはフェイシャル・パフォーマンス(顔の表情表現)でした。この表現に関しては前作が終わってから継続してリサーチし挑んできたものです。顔に現れる非常に微妙なニュアンスをしっかり表現できるように努めてきました。素晴らしいキャストと技術のおかげで、それが実現出来たと思います。


Q:(会場のファンからの質問)「I see you」というセリフがとても好きですが、この言葉に込めた意味を教えてください。


キャメロン:とても良い質問ですね。どうもありがとう。この言葉は、私たちのつながりを表している言葉です。お互いに共感できる存在であること、ナヴィと別の種族とのつながりも表しています。シンプルな使い方では、あなたが目の前にいる、つまり「おはよう」という意味合いもあります。さらに深く使うと「理解をする」という意味を持っていて、前作『アバター』でネイティリがトルークマクトに乗って現れたジェイクに使う時は、「今まで理解できていなかったが理解した」という意味にもなっています。さらに深くすると、「あなたを愛しています」という意味にもなります。愛、理解、尊敬、認識するという意味も持っているんです。人間は人生の中でコミュニティの中で認識してほしい、理解してほしい、そして何かをしたい、何かになりたいという気持ちがあります。このコンセプトを映画の中でも描いてるんです。



そして、キャメロン監督はこうも語ってくれた。


キャメロン:私はカナダの海から遠い場所で育ちましたが、それでも子供の頃から海が大好きなんです。17歳からスキューバダイビングをやり始めて、これまで何千時間も海の中で過ごしてきました。最初は浅いところから始めて、水の中に差す陽の光や美しい色彩を持った生物たちを見てきました。その後は深海の方まで行くようになり海底火山も見ることが出来ました。世界で最も深いと言われる場所にも行った経験もあります。それでも僕の好奇心の探究はまだまだ始まったばかりです。



『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』来日記者会見 ゾーイ・サルダナ、ジェームズ・キャメロン、シガーニー・ウィーバー


ただ、実際の海の美しさや素晴らしさから一旦離れてみることにより、そのありがたさを知ることもあります。ファンタジーやSF作品を通して、自分たちの持つ海の美しさを考えてもらいたいし、本作ではそれが伝わると思っています。この映画は、遠い惑星の話ではなく、私たち自身の地球の大切さについて語っているんです。



12月16日(金)、いよいよその世界が姿を現す。映画館でしか感じることのできない最高の映画体験が待っていることだろう。





『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

12月16日(金)全国劇場公開

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

公式サイト: https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar2


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