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これがジェームズ・キャメロンだ!『エイリアン2』に見るキャメロンワールドの片鱗の数々

これがジェームズ・キャメロンだ!『エイリアン2』に見るキャメロンワールドの片鱗の数々

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30年以上経っても遜色ないSFホラーアクション!



 本記事執筆のため、久しぶりに『エイリアン2 (完全版)』を観直したのだが、30年以上前の映画とは思えないクオリティに、目を奪われてしまった。また、ジェームズ・キャメロン監督のその後の作品に見られる片鱗が、本作の随所に見受けられたことにも正直驚いた。


 『エイリアン2』の劇場公開は1986年。今から約32年前である。確か筆者自身が初めて本作を観たのは、1988年の正月番組『TBS 新春特別ロードショー』だったように思われる。本作は「SFホラーアクション」といったジャンルに属し、これは、撮影技術や特殊効果の進化に否応なくクオリティも比例してしまうジャンルとも言える。にもかかわらず、子供の頃にテレビで見た「SFホラーアクション」が、30年過ぎて観直した今、インパクトと力強さ、そして圧倒的なクオリティで迫ってきたのである。




 一つ例を挙げるとすると、本作で有名なパワーローダー(シガニー・ウィーバー演じる主人公リプリーが乗り込む、作業用パワードスーツ)の描写があまりにリアルで、チープさが微塵もないのには驚いた。映画公開の時系列的には逆になるが、同じくキャメロンの作品『 アバター』(09)で、我々はすでにパワーローダー(AMPスーツ)の描写を目にしており、同描写に対しての目は相当肥えているはずである。にもかかわらず、映画冒頭の登場から、ラストのエイリアンクイーンとの死闘まで、ただただマシンとしての格好良さと迫力、そしてそのリアルさに圧倒されてしまうのだ。


 もちろん、特撮が分かってしまうようなショットは作品内に幾つか見受けられる。しかしそんなことは大きな問題ではない。問題ではないというより、映画に没頭しすぎて気にならないのだ。このジャンルにおける映画の場合、その特撮の「粗」に気付き、失笑してしまったりすることもあるのだが、キャメロンの大胆で緻密な演出、そして彼の世界観に圧倒され、そのような「粗」が気になる余裕は全くないのである。



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