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これがジェームズ・キャメロンだ!『エイリアン2』に見るキャメロンワールドの片鱗の数々

これがジェームズ・キャメロンだ!『エイリアン2』に見るキャメロンワールドの片鱗の数々


場所の構造を活かしたサスペンス



 戦いの場面でもキャメロンワールドは炸裂する。『エイリアン2』でエイリアンと戦う基地の構造と、『ターミネーター2』のラスト、T-1000との死闘を繰り広げる製鉄所の構造も大変似ており、『エイリアン2』では少女ニュートが機械の歯車の隙間に落ちてしまったり、『ターミネーター2』ではシュワルツネッガー演じるT-800が歯車を使って現れたりと、まさに場所の構造を活かしたサスペンスで大いに盛り上げている。


 場所の構造を活かす点では、エレベーターを使った演出もキャメロン映画での顕著な共通項だ。エイリアンから逃れるようにエレベーターに乗り込むリプリーとヒックス(マイケル・ビーン)、なかなか閉まらないエレベータードア、ドアが閉まる瞬間に飛びつきこじ開けようとするエイリアン、ショットガンを正面からぶっ放しエイリアンを撃退するヒックス。これはそっくりそのまま『ターミネーター2』の精神病院からの脱出シーンに置き換えることが出来る。エイリアンがT-1000、ヒックスがT-800、リプリーがサラ・コナー&ジョン・コナーといった具合だ。



 ちなみに『エイリアン2』のラスト、大気製造工場では青いプラズマが走り爆発間際の様子が描かれるのだが、これは『ターミネーター』がタイムスリップしてやって来る際に発生するプラズマにそっくりだ。実はそっくりも何も『ターミネーター』で撮影した電極を再使用したとのこと。なるほど、似ているわけである。



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