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『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』永遠に“再発見”され続けて欲しい、北欧スウェーデンが生んだ思春期映画の史上屈指の名作

『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』永遠に“再発見”され続けて欲しい、北欧スウェーデンが生んだ思春期映画の史上屈指の名作

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「犬の映画」で知られる名匠の偉大なる真骨頂



 日本映画『ハチ公物語』(1987年/監督:神山征二郎)のハリウッド・リメイクであるリチャード・ギア主演『HACHI 約束の犬』(09)や、輪廻転生する犬の魂と時を超えた人間の交流を描く『僕のワンダフル・ライフ』(17)、その続編で製作総指揮を務めた『僕のワンダフル・ジャーニー』(2019年/監督:ゲイル・マンキューソ)と、ラッセ・ハルストレム監督はなぜ近年「犬の映画」を続けて手掛けているのか?



 それは彼の出世作が、故郷スウェーデンで撮った『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(85)だから。こう書くとものすごく安直な理由のようだが、あの初期の代表作があまりにも出来が良く、印象が鮮烈だったので、いまだにハルストレム監督のブランド価値には犬と人間の関わりを描くドラマのイメージが延長しているのだろう。


 ただし、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』はいわゆる「犬の映画」ではない。思春期の少年の複雑な心情を極めて繊細かつユーモラスに描いたドラマだ。厳しい現実に直面した際の成長、一生忘れないような甘酸っぱい体験の数々も……。意外に語られる機会は少なくなった気がするが、ちょうど同時期のジュブナイル映画で、今でもよく知られている『スタンド・バイ・ミー』(1986年/監督:ロブ・ライナー)に並ぶほど――つまり映画史上でも最高レベルの範疇に入る名作だ。



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