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『シャオ・メイ/ローマ大決戦』カンフーアクションを織り交ぜた、マイネッティ式異文化遭遇ドラマ

© 2025 WILDSIDE S.R.L. – GOON FILMS S.R.L. – PIPER FILM S.R.L.

『シャオ・メイ/ローマ大決戦』カンフーアクションを織り交ぜた、マイネッティ式異文化遭遇ドラマ

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専門家の監修を経たカンフーアクション



 当然ながら、本作の見せ場はカンフーアクションである。観光名所で戦う場面こそ無いものの、ローマの風情とカンフーの流麗なリズムの組み合わせに、ブルース・リー主演の『ドラゴンへの道』(1972年製作。この映画の舞台もローマだった)を懐かしく思い出す人もいるはずだ。


 これが初主演となるリウ・ヤーシーは、ディズニーの実写映画『ムーラン』(20)で主演のスタントダブルを担い注目を集めた俳優。そして今回のアクション監修を務めたのは『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(18)、『デッドプール&ウルヴァリン』(24)などのスタント・コーディネートで知られるヤン・リャン。彼が別の仕事で不在の際には、ロンドンを拠点に活動するトライアン・ミレノフが引き継いだ。



『シャオ・メイ/ローマ大決戦』© 2025 WILDSIDE S.R.L. – GOON FILMS S.R.L. – PIPER FILM S.R.L.


 熟練の布陣は、専用スタジオでシーンごとに構築されたアクションをまずはスマホで撮影してスタッフに見せ、それに対してマイネッティ監督や撮影監督らが「もっとこうできないか?」「こういう撮り方はどうだろう?」などとフィードバックすることで、常に忌憚なく意見を投げ合った。そうして緊密に連携を図りながら、一つ一つのシーンを極限までブラッシュアップさせていった(*参考)。


 その情熱の成果として、冒頭、中盤、クライマックスに組み込まれる3段階のアクションは、演者の身体性はもちろんのこと、カメラの動き、美術、照明がもたらす幻想性も相まって、本家のカンフー映画に引けを取らないほど、アイディアとスキルの詰まった見応えあるものに仕上がっている。





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