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スタローンを復活させた『クリフハンガー』大ヒットの裏側とは

スタローンを復活させた『クリフハンガー』大ヒットの裏側とは


プロモーションへの思い



 日本で公開された『クリフハンガー』の宣伝展開に対し、率直な意見を聞くべくどう思っていたのかも、スタローンから聞き出す。


 「プロモーション部分に関しては、俺自身は何をやるやらないなどは任せているので口出しをしていないんだけど、カロルコのパブリシストから教えてもらった日本での『クリフハンガー』の宣伝展開には正直なところガッカリしたのも事実だよ。ポスターヴィジュアルから俺の名前を完全に削除し封印したのには驚いた。


 『クリフハンガー』で息を吹き返すまで俺自身の人気が下降していたのも事実だったが、今だから言うけどショック過ぎて日本を愛していたのにこういう扱いされるなんて……。人気が出なくなったら手のひら返しされるのをハリウッドで痛感していただけに、日本でもかと精神的なショックは大きかったね。『クリフハンガー』のプロモーションで映画祭(東京国際映画祭)での上映があるのに、来日オファーがレニーのみだったのもショックではあったが、その頃は『デモリションマン』(93)のプロモーションと重なっていたので、日本へ招聘されても行けなかったんだけどね(苦笑)。




 もしかして東宝東和側はそれを知っていて俺に来日オファーをかけなかったのかもしれない。しかし、東宝東和は日本を愛している俺のために義理堅いことをしてくれたことに感謝している。皇太子殿下が『クリフハンガー』の完成披露試写を観に行くとの連絡をくれたことで、他のスケジュールを全部白紙にして自家用ジェットで急遽東京へ向かってご対面できたんだ。『クリフハンガー』の宣伝で俺の名前を使わなかったことに関しての不満は一気に吹き飛んだよ。


 アメリカ含む様々な国では俺の写真が大きく使われたビジュアルなのに、日本だけ俺の姿は豆粒みたいな写真だったから、日本でのヒットに不安を感じていたんだけどね。俺よりもレニーが日本版ポスタ-を見て一番驚いていたよ。


 そんなレニーとは再び一緒に組んで、 今度はカーレース系の映画を撮ろうと話を進めている。え? 『デスレース2000』(75)みたいな映画だって? あそこまで弾けたSF作品じゃないけど、現代劇で行動レースをしちゃう作品になる予定だから……やっぱり弾けた作品には変わらないかな。(※2001年に公開された『ドリヴン』のこと)」



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