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『フロム・ダスク・ティル・ドーン』痛快アクション、戦うヒロイン、新技術の活用。R・ロドリゲス進化の原点 ※注!ネタバレ含みます。

(c) Photofest / Getty Images

『フロム・ダスク・ティル・ドーン』痛快アクション、戦うヒロイン、新技術の活用。R・ロドリゲス進化の原点 ※注!ネタバレ含みます。

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大物クリエイターとのコラボで進化を続けるロドリゲス



 『フロム・ダスク・ティル・ドーン』の脚本を担当し、メインキャラクターの1人も務めたタランティーノとの本格コラボで、ロドリゲスは将来の『アリータ』につながる作風をつかんだ。2人の共同作業は『プラネット・テラー in グラインドハウス』でも実現する(タランティーノは製作と出演)。



『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(c) Photofest / Getty Images 


 『シン・シティ』(05)と続編の『シン・シティ 復讐の女神』(14)では、『バットマン:ダークナイト・リターンズ』などで知られるコミックライターのフランク・ミラーと共同で監督を務め、全編をグリーンスクリーンのセットで撮影。ポストプロダクションで背景をCG描画し、コミックの世界をそのまま映像化するかのような斬新な表現に挑んだ。


 そしていよいよ、木城ゆきとの漫画『銃夢』を原作とする最新作『アリータ』で、巨匠ジェームズ・キャメロンと手を組んだロドリゲス。大物たちとの共同作業で着実に進化を続けてきた映像作家が、日本発の題材を得てどんな新境地を見せるのか、楽しみでならない。



文: 高森郁哉(たかもり いくや)

フリーランスのライター、英日翻訳者。主にウェブ媒体で映画評やコラムの寄稿、ニュース記事の翻訳を行う。訳書に『「スター・ウォーズ」を科学する―徹底検証! フォースの正体から銀河間旅行まで』(マーク・ブレイク&ジョン・チェイス著、化学同人刊)ほか。



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