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『ショーシャンクの空に』贖罪と希望が観客にもたらすものとは
2019.05.10
誰にでも“ジワタネホ“はある!?
果たしてなぜ、この映画がそれほどまでに人々に愛されるのか?それは、アンディが命がけで体現したように、劇中に出てくるこの世の楽園“ジワタネホ“が、誰にでもあるという確信を抱かせてくれるからではないだろうか。そして、誰にでもきっと贖うべき過去とそこから解放される未来があるのだと、思わせてくれるからではないだろうか。
人生を生きるための、信じるに足る確かな希望。そこが、『ショーシャンクの空に』が長く心に響き続ける理由のような気がする。
文 : 清藤秀人(きよとう ひでと)
アパレル業界から映画ライターに転身。映画com、ぴあ、J.COMマガジン、Tokyo Walker、Yahoo!ニュース個人“清藤秀人のシネマジム“等に定期的にレビューを執筆。著書にファッションの知識を生かした「オードリーに学ぶおしゃれ練習帳」(近代映画社刊)等。現在、BS10 スターチャンネルの映画情報番組「映画をもっと。」で解説を担当。
『ショーシャンクの空に』
ブルーレイ ¥2,381+税/DVD ¥1,429 +税
ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
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