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『50年後のボクたちは』ドイツの若き巨匠ファティ・アキン監督の新たな一面

『50年後のボクたちは』ドイツの若き巨匠ファティ・アキン監督の新たな一面

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子どもが主人公の映画はなぜ魅力的なのか?



 子どもが主人公の映画に外れなし! 『小さな恋のメロディ』(1971)、『ペーパー・ムーン』(1973)、『ダウンタウン物語』(1976)、『シックス・センス』(1999)、『ハリー・ポッター』シリーズ(2001~2011)と並べれば、誰もが頷いてくれるだろう。冒険ものだって、『E.T.』(1983)、『グーニーズ』(1985)、『スタンド・バイ・ミー』(1986)と傑作ぞろい。子どもが主人公の映画には、なぜもこんなに惹かれるのか?


 成長していく姿にカタルシスを得られる、というのはその大きな理由の一つだ。子どもだからこそ許されるやんちゃな振舞いに自分を重ねて、日ごろのうっ憤を晴らすというのもあるだろう。また、活躍する俳優が子役出身ならば、「こんなに立派な役者になって……」とタイムトラベル的に子どもの頃の主演映画を楽しむことも可能だったりする。映画監督にしてみれば、大人が主人公だとちょっと重いテーマを、ライトに描けるのが魅力なのかもしれない。


 盗んだおんぼろ車で旅に出て、ミステリアスな少女と出会い、成長していく14歳の少年たちのひと夏を描く『50年後のボクたちは』は、ドイツ国内で220万部を売り、26カ国で翻訳されるベストセラーの映画化だ。本作には、中流家庭の一人息子マイク(トリスタン・ゲーベル)、ロシア系ドイツ人のチック(アナンド・バトビレグ・チョローンバータル)、プラハの姉の家を目指す少女イザ(メルセデス・ミュラー)と個性的な子どもたちが登場する。



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