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『スカイライン -逆襲-』ヤヤン・ルヒアン 肉体とメカのハイブリッドアクションを実現させるアクションコレオグラフィー【Actor's Interview Vol.12】

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『スカイライン -逆襲-』ヤヤン・ルヒアン 肉体とメカのハイブリッドアクションを実現させるアクションコレオグラフィー【Actor's Interview Vol.12】

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コロナ禍での思い



Q:本作は製作時、新型コロナウイルスの影響を受けたのでしょうか? またルヒアンさん自身、映画人としてコロナ禍でどのような思いでいますか。


ルヒアン:『スカイライン -逆襲-』という作品自体は2019年に撮影が終了していたので、新型コロナウイルスの影響を受けることはなかった。ただその後、映画界全体が、かなり深刻な影響を受けたことは間違いないと思う。


ただ私自身は、いい面も見つけることができたんだ。というのも、自分は今はジャカルタに住んでいるけど、故郷はタシクマラヤという、ジャカルタから非常に離れた場所にあり、家族と全然会えない時間がここ最近長く続いたんだ。ただ、このコロナ禍で、仕事ができないという状態になったとき、家族と長い時間を共にすることができた。このことは私にとっては、すごくポジティブなことの一つではないかなと思うよ。



© 2020 MPP Cobalt Limited. All rights reserved.


そして2020年の末には健康プロトコルを順守し、出演作のプロジェクトが再び進行することになり、撮影もスタートしている。その際には、これまでの現場とは違い、手洗い・マスク、自分自身の消毒を含め、かなり健康に気を使う状態で撮影が行われているので、また新しい環境に慣れていくことが必要だと思っているよ。


Q:最後に、日本のサブカルチャーに対する興味を教えてください。


ルヒアン:そうだなぁ。将来的におもちゃや、そしてフィギュアにも興味を持てたらいいと思うね。自分のことで言うと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)に出演した際、自分のアクションフィギュアがハズブロというメーカーから発売され、これがインドネシアではかなり入手が困難らしいんだ。そのためインドネシアのスターウォーズファンから、自分のキャラクターのフィギュアを買いたいとメッセージをいただくことがとても多いんだよ。もしかしたらフィギュア大国の日本では普通に買えるのかもしれないけど、そういったふうに、自分のアクションフィギュアがどんどん増えていったらいいなと思っているよ。



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ヤヤン・ルヒアン

1986年インドネシア生まれ。現地の格闘技シラットを学び、武術インストラクターとして活躍。2009年に『ザ・タイガーキッド』で映画デビュー後『ザ・レイド』(11)で注目を浴び、以降『スターウォーズ/フォースの覚醒』『極道大戦争』(共に15)『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)など国際的に活躍中。本シリーズでは『スカイライン-奪還-』に続いての出演。



取材・文: 尾崎一男(おざき・かずお)

映画評論家&ライター。主な執筆先は紙媒体に「フィギュア王」「チャンピオンRED」「映画秘宝」「熱風」、Webメディアに「映画.com」「ザ・シネマ」などがある。加えて劇場用パンフレットや映画ムック本、DVD&Blu-rayソフトのブックレットにも解説・論考を数多く寄稿。また“ドリー・尾崎”の名義でシネマ芸人ユニット[映画ガチンコ兄弟]を組み、TVやトークイベントにも出没。Twitter: @dolly_ozaki




『スカイライン -逆襲-』全国公開中

配給:REGENTS/ハピネット

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