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『クライ・マッチョ』エドゥアルド・ミネット ハリウッドの伝説クリント・イーストウッドは全ての仕事が早かった 【Actor’s Interview Vol.19】
監督と俳優から、師匠と弟子へ
Q:イーストウッドとは70歳以上歳が離れていますが、映画を観ていると二人の心が徐々に寄り添っていくのを感じました。実際の(現場での)お二人の関係性はいかがでしたか?
ミネット:劇中のラフォとマイクの関係は、まるで実際の僕らを投影しているかのようでした。撮影初日は非常に事務的な感じだった二人の関係は、日を追うごとに俳優と監督という関係を超えて、まるで師匠と弟子のような感じになっていきました。
『クライ・マッチョ』© 2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
待ち時間には、イーストウッドがこれまでに訪れたメキシコの場所について教えてくれたり、彼が俳優業を始めたエピソードを話してくれたり、お互いの人生について語りあったりと、二人で過ごす時間が多く、どんどん親しくなっていきました。まさに僕らの関係をなぞるようにして撮影は進んで行ったんです。その関係性は間違いなくスクリーンの二人にも投影されていると思います。
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エドゥアルド・ミネット EDUARDO MINETT
2006年2月19日生まれ 15歳 才気あふれるメキシコ人若手俳優。何百人もの有望な志願者が集まるオーディションを勝ち抜き、クリント・イーストウッドが監督を務める本作の主役を獲得した。これまでに、テレビサ放送の「La rosa de Guadalupe」(08~)のシーズン7~9,13の6エピソード(14,15,16,20)、同じくテレビサ放送の「Como dice el dicho」(11~)のシーズン5~8の7エピソード(15~18)などに出演した。また、ミュージシャンとしても才能があり、ギブソン社のギターのアンバサダーを務めている。
取材・文: 香田史生
CINEMOREの編集部員兼ライター。映画のめざめは『グーニーズ』と『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』。最近のお気に入りは、黒澤明や小津安二郎など4Kデジタルリマスターのクラシック作品。
『クライ・マッチョ』
2022年1月14日(金)公開
配給:ワーナーブラザース映画
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