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新生BABEL LABELに集うプロデューサーたち、世界標準の企画開発へ【Director’s Interview Vol.215】

新生BABEL LABELに集うプロデューサーたち、世界標準の企画開発へ【Director’s Interview Vol.215】

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自分たちで企画開発を行い、権利を保有していく



Q:藤井さんが話された「日本のスタジオドラゴンを目指す」というのは、具体的に言うとどういったことをやっていくのでしょう?


道上:わかりやすく言うと、世界に向けた企画を出すということ。いまは、日本語で日本の人が見るためのものを作る意識が強いけど、その意識を「世界」に変えていく、といったようなものです。




前田:スタジオドラゴンという具体的な名前は指針としてすごくわかりやすいですが、あそこはドラマの制作会社ですよね。我々は映画も制作していくので、更に広げていくことが求められます。BABEL LABELの面白さのひとつは、それぞれのプロデューサーが非常に個性的なところかなと。


それぞれがこれまで作ってきた作品や目指してきたものは違うし、培ってきたネットワークなども千差万別。それが集まったときに面白い化学変化が生まれて、色々と方向性が広がるのではないか。これまでは個人プレーだったところもこうやって集まることで意見交換ができて、自分にはないものに気づかされたりして、共有できて支えあえる。


藤井さんにはもう色々なところからお声がけがあるので大丈夫ですが、それに続く監督を我々は送り出していかなければならない。各ディレクターもみんな個性的で多様性がありますから、あとはそれぞれのモチベーションかなと思っています。


私は、やる気があることがもう才能だなと思うんです。たとえば、なんとなく「藤井さんにくっついていけば何かしらあるだろう」という人はそこで終わってしまうから、絶対に伸びない。結局そこで評価されるのは藤井さんですしね。超えていこうとする“やる気”が問われていくと思います。





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