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『ターミネーター2』を産み、ジェームズ・キャメロンを支えた“母性”『ターミネーター2 3D』

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『ターミネーター2』を産み、ジェームズ・キャメロンを支えた“母性”『ターミネーター2 3D』

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『ターミネーター』シリーズ新作をキャメロンが手がける可能性



 前述したようにキャメロンは『ターミネーター』の権利を保有していない。しかし、アメリカの著作権法には「終了権」というものがある。これは製作35年後に著作権が著作者に戻ってくる権利のことだ。『ターミネーター』が製作されたのは1984年。つまり2019年にキャメロンが権利を行使すれば、自身の手に権利を取り戻せるということになる。 


 キャメロンが豪ニュースサイトnews.com.auに語ったところによると、彼は『ターミネーター』の新3部作を構想しており、現在の権利保持者であるデイヴィッド・エリソンと交渉しているという。またTheArnoldFans.comに明かした内容では、新作ではT-800を製造する際に採取したDNAを持つオリジナルの人間が登場する可能性があることもほのめかしている。終了権が行使できる「審判の日」は近い。キャメロンが用意してくれた3D版『T2』、『ターミネーター2 3D』で再び世界を味わいつつ、新作の登場に期待したい。




文: 久美雪



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