1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. ターミネーター:ニュー・フェイト
  4. 『ターミネーター:ニュー・フェイト』『T2』の「正統な続編」は、紛うことなき“本物”だった!(with IMAXレーザー鑑賞レポート)
『ターミネーター:ニュー・フェイト』『T2』の「正統な続編」は、紛うことなき“本物”だった!(with IMAXレーザー鑑賞レポート)

『ターミネーター:ニュー・フェイト』『T2』の「正統な続編」は、紛うことなき“本物”だった!(with IMAXレーザー鑑賞レポート)

Index


キャメロンら“伝説”と新時代の才能たちが融合



 『ターミネーター』(84)の新作が2019年に公開される、と聞いたとき、正直言って「またか」と感じたファンは少なくないだろう。だが、この言葉を聞いて考えを改めたのではないか。「ジェームズ・キャメロンが『ターミネーター2』の“正統な続編”と宣言」――。


 さらにキャメロンは『ターミネーター2』(91)以降初めて、製作に復帰。ターミネーター、T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーはもちろん、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンまでもがカムバックを果たした。当初はネガティブな反応だった多くの人々が「遂に……」と震えたに違いない。28年ぶりに、レジェンドたちが集結したのだから。


 『ターミネーター2』は、映画史の「運命を変えた」傑作だ。その年の「世界で最もヒットした映画」となり、いまだに人々から圧倒的な支持を受け続けている。伝説的一作だけに、その“続き”を描くことに対しては各々複雑な気持ちもあるだろうが、生みの親が関わっているのなら「見届けよう」という覚悟も決まるというもの。『ターミネーター:ニュー・フェイト』(19)は、観る側の過度な期待や不安も含めて、特別な映画といえる。




 キャメロンから直々に監督の座を託されたのは、『ドラゴン・タトゥーの女』(11)のオープニング・タイトルを手掛け、『デッドプール』(16)でR指定映画の最高興行収入を更新した俊英ティム・ミラー。メインの脚本家には『ダークナイト』三部作のデヴィッド・S・ゴイヤーが招へいされた。どちらもヒーロー映画で一世を風靡した、当代きっての人気クリエイター。彼らとキャメロンのタッグがどんな化学変化をもたらすのか、たとえシリーズファンならずとも気になるところではないか。


 ちなみに、音楽は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)のジャンキーXL、出演者には『ブレードランナー 2049』(17)のマッケンジー・デイヴィスがクレジットされており、10年代以降の「その年を代表する1本」に関わってきたスタッフ・キャストが多数携わっている。『ターミネーター』の裏の魅力に「新旧の対決」というテーマが挙げられるが、製作メンバーの時点でその構造が成り立っているのだ。


 しかしてその中身は、シリーズへの愛をたっぷりと含みつつも新時代の到来を感じさせる仕上がりとなった。今回は、『ターミネーター』そして『ターミネーター2』とのリンクや本作の進化点を、ネタバレを挟まずに紹介していく。


 また、今回筆者は11月2日よりTOHOシネマズ新宿に導入された「IMAXレーザー」で本作を鑑賞。この上映形態ならではの映像・音響面の魅力についても、本稿の終盤で言及したい。



PAGES

この記事をシェア

公式SNSをフォロー

counter
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. ターミネーター:ニュー・フェイト
  4. 『ターミネーター:ニュー・フェイト』『T2』の「正統な続編」は、紛うことなき“本物”だった!(with IMAXレーザー鑑賞レポート)