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『フレンチ・コネクション』がもたらした、ジーン・ハックマンの相棒ロイ・シャイダーの映画人生

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『フレンチ・コネクション』がもたらした、ジーン・ハックマンの相棒ロイ・シャイダーの映画人生

※本記事は物語の結末に触れているため、映画をご覧になってから読むことをお勧めします。

Index


遅咲きだったジーン・ハックマンとロイ・シャイダー



 ジーン・ハックマンと言えば、『フレンチ・コネクション』(71)で演じた“ポパイ”ことジミー・ドイル刑事だろう。この映画でハックマンはアカデミー主演男優賞を受賞し、一躍注目を浴びることとなった。彼はそれまでにも『俺たちに明日はない』(67)と『父の肖像』(70)の演技で、アカデミー助演男優賞の候補となっていたが、残念ながらまだ観客を呼べるようなスター俳優ではなかった。


 1930年生まれのハックマンは、受賞当時42歳になったばかり。『フレンチ・コネクション』の翌年には、大ヒットを記録したパニック大作『ポセイドン・アドベンチャー』(72)に主演している。しかし、同じ1930年生まれのスティーヴ・マックィーンやクリント・イーストウッド、ショーン・コネリーが1960年代には既にスター俳優だったことを考えると、いわゆる“遅咲き”の部類に入る役者だ。



 この映画で筆者にとって印象的だったのは、ポパイの相棒“クラウディ”ことバディ・ラソー刑事を演じたロイ・シャイダーの方だった。精悍な顔つきに、一度見たら忘れないような独特の形をした鼻が特徴。これは、1949年までアマチュアのウェルター級ボクシング選手だったシャイダーが、試合で鼻を骨折したことによるものなのだとか。また、こちらも真偽のほどは定かでは無いが、1982年から1983年にかけて放映された特撮テレビドラマ「宇宙刑事シャイダー」の名称は、ロイ・シャイダーが由来だという。


 1932年生まれの彼もまた“遅咲き”の部類に入る役者。1964年まで空軍に所属していたため、映画俳優のデビューは1964年に公開されたホラー映画『The Curse of the Living Corpse』(64)だった。1931年生まれのジェームズ・ディーンや、同じ1932年生まれのエリザベス・テイラーが、ハリウッドの人気スター同士として『ジャイアンツ』(56)で共演していたことを考えれば、彼の下積みの長さを推し量ることができるだろう。



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