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『クローバーフィールド』稀代のヒットメーカー J・J・エイブラムスがつくる、9.11後のパニック映画とは

(c)Photofest / Getty Images

『クローバーフィールド』稀代のヒットメーカー J・J・エイブラムスがつくる、9.11後のパニック映画とは


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不安を煽った宣伝展開



 ニューヨークに突然現れる正体不明の「何か」に襲われる人々の壮絶な一夜を、フェイクドキュメンタリーの手法で描いた本作『クローバーフィールド』(08)はアメリカで大ヒットを記録、3ヶ月遅れで公開した日本でも興行収入12億円と好成績を残した。


 タイトルもストーリーも説明せずに不安感をあおることだけに特化した予告編や、頭部を失った自由の女神をメインジュアルにしたタイトルの無いポスター、裏設定に関わる事件を報道した偽のニュース番組のYouTube放送など、インターネットを活用した極めて現代的なアプローチをとった。映画の中身が露出し過ぎないように周到にコントロールし、戦略的なPRを展開したことがヒットに大きく寄与したと言われている。



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 要は本作は「ドキュメンタリーの手法をとったモンスターパニック映画」である。いくら宣伝が効果を上げたとはいえ、内容だけを聞けば見る人を選び、大ヒットにはなかなか結びつかなさそうだが、なぜそこまでの成果を上げることができたのだろうか。



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