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  4. ポン・ジュノ監督の長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』。その原題から浮かび上がるテーマ性とは?
ポン・ジュノ監督の長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』。その原題から浮かび上がるテーマ性とは?

ポン・ジュノ監督の長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』。その原題から浮かび上がるテーマ性とは?

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今こそ見直したいポン・ジュノの長編デビュー作



 最新作『パラサイト 半地下の家族』(19)がカンヌ映画祭で最高賞を受賞し、いま間違いなくキャリアの絶頂期を迎えている名匠ポン・ジュノ。彼の創造力はとどまるところを知らず、ジャンルの垣根をたやすく超越しながら、毎度のごとく観客をあっと驚く境地へと連れ出していく。



 ご存知の通り、彼が作品を重ねるごとに一本の映画にかける予算も大きくなり、有名俳優の起用や手の込んだVFXの投入などもある程度は叶えられるようになった。だが、それら全てを剥ぎ取った最もシンプルなダイヤの原石のようなものがあるとするなら、それはやはり本作『ほえる犬は噛まない』ではないだろうか。


 ポン・ジュノの長編デビュー作にあたるこの映画は、2000年に韓国で劇場公開されたものの、なかなか日本公開の見通しが立たず、劇場にかかったのは2003年10月になってのこと。その間、日本各地の映画祭で観客の熱烈なリアクションを獲得し、少しずつ「知る人ぞ知る」的な存在感を示していった。そして決定打となったのは長編第二作目『殺人の追憶』(03)が韓国で大ヒットを記録したというニュース。これを受けて、彼のデビュー作を3年越しに日本公開する動きがようやく加速したわけである。



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