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『ドクトル・ジバゴ』名曲”ラーラのテーマ”が誘うロマンチシズムの極致を、今見るべき理由

『ドクトル・ジバゴ』名曲”ラーラのテーマ”が誘うロマンチシズムの極致を、今見るべき理由

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ソ連政府に発刊を許可されなかった原作



 『ドクトル・ジバゴ』は、ロシアの詩人で小説家ボリス・パステルナークの代表作だ。しかし、医師であり、詩人でもある主人公、ユーリ・ジバゴの波乱の半生を綴ったその物語は、ロシア革命が失敗だったことを証明しようとした”無謀な企み”だと、当時のソ連共産党から発売を禁止される。


 こうして、母国での発売が許されなかった小説は、1957年にイタリアで刊行され、18か国で発売されて世界的な評価を得る。翌年、パステルナークにノーベル文学賞が授与されることになるが、ソ連が作家同盟から除名することをちらつかせて圧力をかけたために、パステルナークは涙を飲んで受賞を辞退する。受賞するためには亡命しかないからだ。




 ただし、ノーベル委員会はこの辞退を認めておらず、パステルナークの名前は受賞者として記録されている。



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