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『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』チャドウィック・ボーズマンがよみがえらせた最高の魂

(c)Photofest / Getty Images

『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』チャドウィック・ボーズマンがよみがえらせた最高の魂

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伝説との結びつき



 本作で描かれた伝説の1つが「T.A.M.I・ショー」。同じライブに出演していたのが本作のプロデューサーでもあるザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー。このライブは、『ビート・パレード』(64)という映画になって公開されており、それと見比べると本作での描写が本物であることがよく分かる。


 このライブ、ジェームス・ブラウンの勢いが強く、その後に出演するザ・ローリング・ストーンズは少々肩身が狭かったらしい。そんな、ザ・ローリング・ストーンズとしては余り知られたくない歴史にも関わらず、本作にちゃんと組み込んでいるのは、ミック・ジャガーの男気とジェームス・ブラウンへの多大なる尊敬の念がそうさせたのであろう。



(C) 2014 Universal Studios. All Rights Reserved.


 そしてもう一人、本作に関わった重要な人物がいる。ベン・バートを演じたダン・エイクロイドだ。映画『ブルース・ブラザース』(80)でダン・エイクロイドと共演したジェームス・ブラウン。ジェームス・ブラウン自叙伝『俺がJBだ!』(文春文庫)には「ブルース・ブラザース」を語った章があり、ダン・エイクロイドをダニーと呼ぶほど親しい間柄を語っている。


 ダン・エイクロイドとジョン・ベルーシが『ブルース・ブラザーズ』の出演の話を持ってきてくれたことは、スランプを迎えていたジェームス・ブラウンにとって非常に嬉しかったようだ。ジェームス・ブラウンが「パップ(父さん)」と呼んでいたマネージャーのベン・バート。彼をダン・エイクロイドが演じたことはジェームス・ブラウンにとっても嬉しかっただろう。


 ちなみに『ブルース・ブラザース』を監督したジョン・ランディスは、ティーンの時に「T.A.M.I・ショー」のライブ会場にいて、あのジェームス・ブラウンの伝説を生で体験している。



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