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『オースティン・パワーズ』オシャレでサブカル的!? オタク心に響くお笑い映画の快作

(c)Photofest / Getty Images

『オースティン・パワーズ』オシャレでサブカル的!? オタク心に響くお笑い映画の快作

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ヒットしにくい⁉︎ハリウッド・コメディ



 ハリウッド製のコメディ映画は日本では当たらないーー映画興行の世界で長らく言われていることだ。英語のジョークが理解しづらい、笑いのツボがお国柄によって違う……などなどさまざまな理由はあるが、アメリカでどれだけヒットしても、笑いには国境の壁がどうしても生じてしまう。


 そんな事情もあり、1997年にアメリカで製作された『オースティン・パワーズ』も日本では大きなヒットは期待されておらず、最初はミニシアターで限定公開されたに過ぎなかった。が、これが図らずも好評を呼び、上映館はジワジワと増えて、最終的にはミニシアター公開のコメディとしては異例のヒットを記録する。



 ヒットの理由を作品の質に求めるとしたら、アメリカ製のコメディとしては特殊で、なおかつ新鮮だった、ということになるだろう。ならば、『オースティン・パワーズ』のどこが新鮮で特殊だったのか?


 本作はご存知のとおり、『007』シリーズの誕生により盛り上がった、1960年代スパイ映画のフォーマットを拝借したナンセンスなコメディ。1960年代の英国で大活躍していた諜報員オースティン・パワーズが、時代を越えようとする宿敵の巨悪ドクター・イーヴルを追って冷凍冬眠化。1990年代になって覚醒した彼は、アメリカに潜伏して世界の破壊を目論むイーヴルを追い、パートナーの女性エージェント、ヴァネッサとともに奔走を繰り広げる……というお話だ。




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