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『ラストナイト・イン・ソーホー』ノスタルジーの暗部をえぐる、エドガー・ライト渾身の青春ホラー

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『ラストナイト・イン・ソーホー』ノスタルジーの暗部をえぐる、エドガー・ライト渾身の青春ホラー

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予測不能のジェットコースター



 エドガー・ライトという名前から、まずはどんなジャンルの映画を連想するだろう? 出世作のゾンビ・コメディ『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04)か、痛快ポリス・アクション『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』(07)か、青春ポップ・アクション『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(10)か、あるいは音楽とカーアクションの爽快な融合を見せつけた『ベイビー・ドライバー』(17)か。


 『ラストナイト・イン・ソーホー』は、そのいずれとも異なり、しかしそのいずれとも同じジャンルの映画だ。しかしながら表面上、本作はエドガー・ライトにとって初めてのホラー/スリラー映画であり、ストーリーの内容はネタバレ厳禁である。後半の展開のみならず、最低限の設定だけを押さえた上で鑑賞するのが最良とさえ言っていい。


『ラストナイト・イン・ソーホー』予告


 主人公のエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、60年代のロンドンに憧れを抱くファッション・デザイナー志望の少女。田舎からロンドンのソーホーに引っ越し、いよいよ夢を叶えるべく動き出した彼女だったが、うまく周囲と馴染めず、やむなく学生寮を出ることになった。ミズ・コリンズ(ダイアナ・リグ)の屋敷の一室を借りたエロイーズは、その夜、60年代のロンドンの夢を見る。夢の中でクラブ「カフェ・ド・パリ」を訪れたエロイーズは、歌手志望のサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と一心同体になり……。というくらいの事前情報で留めておくことをお勧めしたい。





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