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『ブレイド』マーベル映画の快進撃は、ここから始まった!

(c)Photofest / Getty Images

『ブレイド』マーベル映画の快進撃は、ここから始まった!

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バンパイアと闘うダークヒーロー



 今やハリウッド大作の王道として広く認識されているマーベルコミック原作映画。2022年もマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)から『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』『ソー:ラブ&サンダー』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が世界中を席巻し、非MCU作品では『モービウス』がヒットを飛ばした。2023年も『アントマン』第3弾や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』3作目が控えており、ますます目が離せない。


 現在のマーベル作品人気の源流をさかのぼったとき、行き着くのは『ブレイド』だ。DCコミック原作の『バットマン』シリーズのヒットにより盛り上がった1990年代のアメコミ映画ブームがひと段落した1998年に、この映画は産声を上げスマッシュヒットを記録する。本稿では、改めて同作の魅力を探ってみようと思う。


『ブレイド』予告


 舞台は、バンパイアが人間界に紛れて暗躍している社会。主人公ブレイドはバンパイアと黒人女性の間に生まれたハーフブリードで、吸血鬼を憎み、そのせん滅に全力を注いでいる。ハーフブリードの特性で陽の光を浴びても消滅しないし、それでいてバンパイアの特殊能力を持つタフガイ。後見人である老人ウィスラーに助けられ、吸血の欲求をニンニク入りの血清で鎮めながら、邪悪な敵に立ち向かうダークヒーローである。


 そんなブレイドが、若く野心的なバンパイア、フロストの恐ろしい陰謀に直面。バンパイア社会は、人間との共存という長老たちの方針によりバランスが保たれていたが、フロストは吸血鬼による地上の支配を目論んでおり、そのために古文書を解読して強大なパワーを得ようとしていた。ブレイドはその野望を阻止すべく、ウィスラーや、吸血鬼に噛まれるも一命をとりとめた女性解剖医カレンとともに奔走する。





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