1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. プラダを着た悪魔2
  4. 『プラダを着た悪魔2』“この仕事が好き”と心から言える女性たちへの華やかな応援歌
『プラダを着た悪魔2』“この仕事が好き”と心から言える女性たちへの華やかな応援歌

© 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved

『プラダを着た悪魔2』“この仕事が好き”と心から言える女性たちへの華やかな応援歌

PAGES


Index


20年の間に起こった変化



 女性のキャリアと装う楽しさを描いてスマッシュヒットとなった前作『プラダを着た悪魔』(06)からちょうど20年。待望の続編では、ファッション誌”ランウェイ”に掲載された記事が炎上したことで危機に陥った編集部に、調査報道記者として活躍していたアンディ(アン・ハサウェイ)が特集編集者としてカムバック。そこには変容するメディア界への対応に苦慮するミランダ(メリル・ストリープ)と、彼女を側で支えるナイジェル(スタンリー・トゥッチ)がいて、かつての仲間だったエミリー(エミリー・ブラント)は、なんと莫大な広告予算を持つラグジュアリーブランド、ディオールの幹部となって現れる。


 あれから長い月日が過ぎ去り、立場も内面も変化した4人が、明日何が起きるか分からないファッションメディア界の熾烈な現実と否応なく向き合う姿は、ドラマとして前作以上に見応えがあるものになっている。



『プラダを着た悪魔2』© 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved


 メリル・ストリープは去る4月1月に「The Late Show with Stephen Colbert」にトークゲストとして出演した際、スタジオは前作を女性映画にカテゴライズして充分な予算をつけてくれなかったことに言及。「でも、今回はそうじゃない」とストリープが笑顔で付け加えた裏には、この種の作品では珍しく“グローバル・プレスツアー”と銘打った世界全6都市を回る巨大キャンペーンに参加して、各地で熱狂的な歓迎を受けたことがあるだろう。


 そのルートは中南米のメキシコシティを皮切りに、東京、ソウル、上海、ニューヨーク、ロンドンと巡り、各都市でストリープやハサウェイが取っかえ引っかえ身につけたハイファッションと想像以上の加熱ぶりが、即刻世界中に拡散される。そもそも、キャンペーンのキックオフは今年3月16日の第98回アカデミー賞で、アン・ハサウェイと”悪魔”のモデルと言われている「ヴォーグ誌」の元編集長・アナ・ウィンターが、衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞のプレゼンターとして登壇したこと。スタートからゴールまでスタジオの戦略は実にしたたかだった。





PAGES

この記事をシェア

メールマガジン登録
counter
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. プラダを着た悪魔2
  4. 『プラダを着た悪魔2』“この仕事が好き”と心から言える女性たちへの華やかな応援歌