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『search/サーチ』Google出身の異才に、映画監督への夢を抱かせた一枚の写真とは?

『search/サーチ』Google出身の異才に、映画監督への夢を抱かせた一枚の写真とは?

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※2018年11月記事掲載時の情報です。


『search/サーチ』あらすじ

忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット。行方不明事件として捜査が始まる。家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター…そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の自分の知らない娘の姿があった。


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米映画界を驚かせた「#AsianAugust」現象



 2018年の夏、全米の映画興行で大きな現象が巻き起こった。普段のこのシーズンであればブロックバスター系のハリウッド映画が有無を言わさず大量の観客をかっさらっていくのだが、今年は8月15日に封切られた『クレイジー・リッチ!』が4週連続で首位を獲得し、累計興収でも1億7千万ドルを突破。アメリカ国内でありながらアジアのパワーを見せつける格好となったのだ。また、これとまさに同時期の17日、Netflixでは”To All Boys I’ve Loved Before”(邦題は「好きだった君へのラブレター」)がリリースされ、大きな反響を呼んだ。




 そしてもう一つ、8月の終わり(24日)に駆け込んできた”伏兵”とも呼ぶべき作品が『search/サーチ』である。本作も、監督・主演俳優ともにアジア系。『クレイジー・リッチ!』に比べると売り上げ規模もさほど大きくはないものの、しかしその前代未聞の面白さによってサンダンス映画祭で観客賞を受賞するなどして、映画ファンの間では公開に向けて期待が高まっていた作品だ。これら3作の快進撃はSNSで「#AsianAugust」などのハッシュタグを介してさらに反響を拡大させていった。



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