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『ノッティングヒルの恋人』90年代を代表するロマンティック・コメディが、現在に与える影響とは

(C) 1999 Universal Studios. All Rights Reserved.

『ノッティングヒルの恋人』90年代を代表するロマンティック・コメディが、現在に与える影響とは

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リチャード・カーティスの空想から生まれた夢物語



 ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントが主演を務めたロマンティック・コメディ『ノッティングヒルの恋人』が、1999年の公開から2019年の今年で20周年を迎えた。1999年5月に米国、英国、9月に日本で公開され、世界中で約3億6,400万ドルの興行成績を記録。ロンドン西部のノッティング・ヒルで、旅行書専門の書店に迷い込んだハリウッドの人気女優アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)と、その書店主ウィリアム・タッカー(ヒュー・グラント)が互いに恋に落ちる姿を描いたこの映画は、90年代に最も愛されたロマンティック・コメディの一本と言えるだろう。


 モデルになった書店には現在も世界中からファンが巡礼に訪れ、意外なところでは、フランスの名匠アルノー・デプレシャンも本作の大ファンであることを公言している。ちなみに、『ウィークエンド』(11)や『荒野にて』(17)で知られるイギリスの監督アンドリュー・ヘイが本作の編集補佐研修生として携わっている。



 『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)や『ラブ・アクチュアリー』(03)などの脚本を手がけているロマンティック・コメディの名手リチャード・カーティスは、ある晩、ベッドで横になっていたときにこの物語を夢想した。「夢みたいなストーリーを映画にするのも悪くない。実際、僕は夜眠れないと色んなことを空想する。友人宅のパーティにもし有名人を連れて行ったら? 例えばマドンナとかダイアナ妃のような有名人だ。冷静に振る舞う者もいれば、驚きを隠せない者もいるだろう。後でなんて言われるだろう? 僕のこんな空想がきっかけになって、平凡な人間と有名人とのラブストーリーを思いついた」。


 劇中でウィリアムが妹ハニー(エマ・チャンバース)の誕生会にアナを招く場面は、カーティスが抱いたこのような夢想に基づいている。「ごく普通の人が信じられないほど有名な人と付き合うという考えと、それが彼らの人生にどのように影響するか」がこの物語の出発点であり、そこからすべて発展していったと、カーティスは述べている。



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