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 『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』シンプルなタイムトラベルが気づかせてくれる、宝物のような日常の輝き

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『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』シンプルなタイムトラベルが気づかせてくれる、宝物のような日常の輝き

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リチャード・カーティスが描くユニークな時空旅行



 映画とは「時間と空間をあやつる芸術」とよく言われる。いざ監督の手にかかれば、その“語り口”ひとつで自由自在に場所を移動したり、さらにはフラッシュバックで時間をさかのぼったり、逆に未来の出来事を先取りすることだって容易いこと。そういった意味でも、時空を駆け巡ること=タイムトラベルとは、映画を愛する人たちにとって極めて身近な物語装置と言えるのかもしれない。


 そして、英国を代表する脚本家にして映画監督、リチャード・カーティスが『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』で寄り添ったのも、映画が持つこれらの側面なのだろう。




 カーティスにとって3本目の監督作となる『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(13)は、とある家族のほぼ10年に及ぶ軌跡を描いた物語だ。これまでの『 ラブ・アクチュアリー』(03)や『 パイレーツ・ロック』(09)といった大所帯キャストを擁した華やかな作品群に比べると、ややしっとりと落ち着いた雰囲気。


 そこへ思いがけず“タイムトラベル”という発想が掛け合わされる。なにやらこの家系では代々、男性が時空を行き来する能力を受け継いでいるらしく、人生でもう一度やり直したいことがあれば、納得のいくまで何度でも過去へさかのぼってやり直すことができるのだ。



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