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『トップガン』ジェリー・ブラッカイマーとトニー・スコットの初タッグが生んだ地上の『スター・ウォーズ』

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『トップガン』ジェリー・ブラッカイマーとトニー・スコットの初タッグが生んだ地上の『スター・ウォーズ』

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作りたかったのは地上の『スタ-・ウォーズ』



 1983年5月のこと。当時、『アメリカン・ジゴロ』(80)、『フラッシュダンス』(83)等で注目されていた気鋭のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーは、ある雑誌の記事に目を留める。"Top Guns"と題されたその記事は、カリフォルニア州サンディエゴのミラマー海軍航空基地に拠点を置く、戦闘機パイロットの生涯を綴ったものだった。


 即映画化を思い立ったブラッカイマーは、製作のパートナーであるドン・シンプソンに話を持ちかけ、大成功を収めていたSFアンソロジーをベースにした作品を作りたい意向を伝える。『スター・ウォーズ』(77~)である。ブラッカイマーの意図は明確だった。彼が作ろうとしたのは"地上の『スター・ウォーズ』"だったのである。



 製作者の思いは見事に映像化される。『トップガン』(86)は本物の戦闘機が大空を自由自在にドッグファイトするシーンがカメラに収められ、史上最高の戦闘機映画として語り継がれる作品となった。そのスリルはまさに"地上の『スター・ウォーズ』"と呼んで遜色のないものだ。


 それを可能にしたのは、アメリカ海軍の全面的な協力。F-14を始め実用戦闘機、ミラマー海軍基地、空母USSレンジャー内部等を、撮影のために解放したことだろう。映画の冒頭で展開する背面飛行シーンの一部を除いて、すべて実物の戦闘機を飛ばして撮影されている。劇中ではCGは勿論、光学合成(デジタル合成が主流になる前の合成手法)が一切用いられていないのだ。



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