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『ビバリーヒルズ・コップ』大スター/エディ・マーフィが誕生した、80年代アクションコメディの金字塔

『ビバリーヒルズ・コップ』大スター/エディ・マーフィが誕生した、80年代アクションコメディの金字塔

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誰もが思い出すあの曲、あの場面



 ティ、ティ、ティティ―ティ♪という映画のテーマ曲「アクセル・F」のシンセサイザー音、エディ・マーフィの満面の笑みとOKサイン、トラックとパトカーのカーチェイス、車の排気口にバナナ、マイケル・ジャクソンのジャケット、友人女性のサーファーカット……、この『ビバリーヒルズ・コップ』(84)の原稿を依頼された時、私の脳内にそれらのシーンが瞬時に甦ってきて心が弾んだ。『ビバリーヒルズ・コップ』と聞けば、一定年齢以上の映画ファンの脳裏にも、それらのどれか一つは浮かんだことだろう。私たちの記憶に刻み込まれた、ザ・80年代アクション・コメディの金字塔だ。



 アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)は、デトロイトの路地で大型トラックに大量に積まれたタバコの違法売買を2人組に持ち掛けていた。交渉も大詰めになったところで、パトカーが来てしまい、デトロイトの街で大型トラックとパトカーのカーチェイスが始まる。実はアクセルは刑事で、全てはアクセルが仕掛けた囮(おとり)捜査だったのだ。上司のトッド警部(ギルバート・R・ヒル)にこっぴどく怒られ、謹慎を言い渡されたアクセル。家に戻ると幼馴染のマイキー(ジェームズ・ルッソ)が、見慣れないドイツ債券を持って待っていた。2人の共通の友人ジェニー(リサ・アイルバッハー)の手伝いで、ビバリーヒルズでセキュリティの仕事をしているという。そして、マイキーが何者かに殺されてしまい、アクセルは犯人を見つけるためにビバリーヒルズに向かうのだが…。


 この映画はとにかく大ヒットした。全世界で約3億1,600万ドルも稼いだのだ。1984年に公開された映画の興行成績では1位。インフレ考慮後のオールタイム興行成績でも現在47位。これは相当凄い記録である。しかし、このような記録を書いたところで、観客にとってはあまり興味がないかもしれない。この映画の真の面白さと凄さを、観客は知っているからだ。



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