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『トロールズ ミュージック★パワー』ウォルト・ドーン監督 ドリームワークス・アニメーションの個性は多様性だよ【Director's Interview Vol.80】

『トロールズ ミュージック★パワー』ウォルト・ドーン監督 ドリームワークス・アニメーションの個性は多様性だよ【Director's Interview Vol.80】

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既存曲とオリジナル曲



Q:音楽の話に移りますが、今回は最高の楽曲が起用されています。私たちに馴染みのある曲もあれば、本作のために作曲されたものもあるとのこと。1作目でも新たに作曲された曲がありましたが、本作ではもっと多くの曲が生まれました。


ウォルト:僕たちは、1作目でオリジナルの曲があって良かったと思ったから、2作目でもそれを重視したんだ。ストーリーと関連づけて、もっと規模を拡大することにした。ブラック・サバスの曲のように、人々になじみのある曲をストーリーのどこに入れるかを考えたんだ。「この曲はここがいい」とか、「ここでは独自のメッセージを伝えたい」とかいうようにね。そしてそういう場面に使う曲をジャスティンに書いてもらった。オリジナルの曲も、既存の曲も、1作目より多く使っているよ。




Q:「Just Sing(原題)」のように、とりわけ特別な意味を持つ曲もありましたね。この曲はあなたにとってどんな意味がありますか?


ウォルト:僕のお気に入りの曲だよ。ミュージシャンたち全員を巻き込んで、かなり苦労した曲だ。この曲では、様々な声が聞ける。それぞれの声がしっかりと聞こえて、いろいろな声があることを喜ぶ曲なんだ。曲の中でジャンルが変わったり、楽器編成が変わったりする。キャスト全員が歌っているよ。僕たち独自の「ウィ・アー・ザ・ワールド」ってとこだ。うまくいったと思うよ。すごく心が励まされる曲なんだ。


Q:普段はどんな音楽が好きですか?


ウォルト:すべてだよ。僕はあらゆる音楽を聴く。通勤中にはクラシック音楽のラジオをかけて、職場に着いたらテイラー・スウィフトビートルズを聴いたりする。何でも聴くよ。



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