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いつの時代も愛は不滅。プロポーズが印象的な映画6選!

いつの時代も愛は不滅。プロポーズが印象的な映画6選!

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『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(16)不器用で率直なプロポーズ



 名優イーサン・ホークと、『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)のサリー・ホーキンスが夫婦役を演じた沁みるラブストーリー。幼少期から重度のリウマチを患い、1人では満足に生活できない女性モード(ホーキンス)。彼女は、不器用で人間嫌いの魚の行商エベレット(ホーク)のもとで家政婦として働き始め、いつしか夫婦となっていく。


 本作は、カナダの自宅で創作活動を行い続けた実在の画家、モード・ルイスの半生を描いた伝記映画ではあるものの、ラブストーリーとしても出色の出来。甘い夫婦生活ではなく、ぶつかって傷つけあって、そのたびに互いへの愛情を再認識しあう、夫婦のリアルな姿を見事に描き切っている。ホークとホーキンスのにじみ出るような熟練の名演が、観る者の心を深く打つ「名作」の名にふさわしい作品だ。


 そんなモードとエベレットのプロポーズシーンも、実に趣深い。ベッドの中で結婚話が持ち上がり、かつて死産を経験したと打ち明けるモード。衝撃的な告白にエベレットは絶句し、2人の中で結婚の話は禁句となってしまう。だが、モードが描いた絵が世間で認められ始め、少しずつ状況が好転していく。そんな中、モードがエベレットに語り掛ける「私が必要よ」との言葉で、エベレットはこれまで渋っていた結婚を決意。決して派手ではないが、少しずつ時間をかけて歩み寄ってきた2人だけに、その言葉は特別な意味を持つ。


 世の中からはみ出したはぐれ者の男女が選び取った、「夫婦になる」という未来。静謐な世界観とつつましい日々、ルイスの華やかで微笑ましい絵画とともに、観る者に豊かな時間を与えてくれることだろう。



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