『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(19)格差恋愛なんかぶっとばせ!公開プロポーズ!?
傑作『 50/50 フィフティ・フィフティ』(11)のジョナサン・レヴィン監督とセス・ローゲンが再び組み、オスカー女優のシャーリーズ・セロンを迎えたラブコメディ。
訳あって無職になってしまったジャーナリストのフレッド(セス・ローゲン)がある日出会ったのは、アメリカの国務長官として活躍するスーパーエリートのシャーロット(シャーリーズ・セロン)。実はシャーロットはフレッドの幼なじみであり、初恋相手でもあった。
彼女に依頼されて大統領選挙のスピーチ原稿の作成を手掛けることになったフレッドは、共に働き、世界を回るうちにシャーロットとの距離を縮め、惹かれていく。シャーロットも、率直で愛情のあるフレッドと交流する中で、安らぎを見出すように。信念に生きようとするフレッドと、現実的なシャーロットは喧々諤々のなかで認め合い、最強のパートナーとして覚醒していく。
マーベル映画や本、音楽の趣味を共有することで、仕事も恋も進展していく構成が上手い。フレッドの服装が徐々に洗練されていくシンデレラストーリーの側面もある(『 プリティ・ウーマン』(90)のサウンドトラックが効果的に使用されている)。
そんな本作の告白シーンも、実に「らしい」ものに。「選挙戦で不利になる」と言われ、さらにメディア王に脅迫されてしまったシャーロットが、大統領選挙の演説中にフレッドへの愛を堂々と語り、その後も自分から「もう有名人ですが、今後もっと彼を知ることに。選挙演説に同行します」と宣言するという、公開プロポーズ的なシーンが用意されている。
いろんな愛に、いろんなプロポーズの形。映画を観て、大切な人と一緒になりたい。そう思った方は、自分らしいプロポーズを考えてみるのも良いかも。
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ここからは、『ビジュピコ』の人気エンゲージ&マリッジリングをご紹介。
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穏やかな時を運ぶようにふたりを包む
・Foulason – Alstromeria(アルストロメリア)-
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文: SYO
1987年生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌編集プロダクション・映画情報サイト勤務を経て映画ライター/編集者に。インタビュー・レビュー・コラム・イベント出演・推薦コメント等、幅広く手がける。「CINEMORE」 「シネマカフェ」 「装苑」「FRIDAYデジタル」「CREA」「BRUTUS」等に寄稿。Twitter「 syocinema」