1. CINEMORE(シネモア)
  2. NEWS/特集
  3. 世界で活躍する映画監督・深田晃司、監督作15作品を本人が一挙解説!
世界で活躍する映画監督・深田晃司、監督作15作品を本人が一挙解説!

(C)sakuko film partners (C)2016映画『淵に立つ』製作委員会/COMME DES CINEMAS (C)2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS (C)星里もちる・小学館/メ~テレ

世界で活躍する映画監督・深田晃司、監督作15作品を本人が一挙解説!

PAGES


『歓待1.1』 2010年 / 95分 / 日本 / 青年団リンク作品




(C)2010 hospitalite film partners


監督・脚本・編集・プロデューサー:深田晃司

出演:山内健司、杉野希妃、古舘寛治、ブライアリー・ロング、オノエリコ、兵藤公美、松田弘子、菅原直樹


『東京人間喜劇』をあまりに低予算で作ってしまいスタッフ・キャストに苦労をかけた体験の反省から、少ないなりにもきちんと予算集めして臨もうと初めて製作委員会を組むことになった作品。同じくプロデューサーとして俳優の杉野希妃さんも参加。もともとは2006年頃に書いていた『淵に立つ』のシノプシスを元に、そのパイロット版として企画していた作品だった。


まず『淵に立つ』の前半部だけを縮めて『輪転』というタイトルの30分の短編の脚本になりndjcの若手育成支援を受けて撮るつもりが、見事落選。くやしさから黒い情念に突き動かされ、その頃知り合っていたプロデューサーにすぐに見せて予算を集め撮影することに。長編に書き直す段階でたまたま読んだジャック・デリダの「歓待について」の影響をもろに受けタイトルも『輪転』から『歓待』に変更された。古舘寛治さんの代表作と勝手に思ってます。




『いなべ』 2013年 / 39分 / 日本




(C)「いなべ」製作委員会


脚本・監督・編集:深田晃司

出演:松田洋昌、倉田あみ、伊藤優衣、井上みなみ、康光岐、ほんこん


当時知り合ったプロデューサー戸山剛さんのお声がけで、沖縄国際映画祭の地域発信映画の一本として三重県いなべ市で撮影した作品。映画に理解のある地元の皆さんのおかげで短いながらのびのび楽しい撮影でした。


詳しくは以前、地域映画について書いたテキストがあるのでご参照ください。

【自作を語る】新作『いなべ』製作記——地域と映画を考える text 深田晃司(監督)

http://webneo.org/archives/22135




PAGES

この記事をシェア

メールマガジン登録
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. NEWS/特集
  3. 世界で活躍する映画監督・深田晃司、監督作15作品を本人が一挙解説!