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『MIRRORLIAR FILMS Season2』柴咲コウ監督 包み込む優しさが社会全体にあるように【Director’s Interview Vol.181】

『MIRRORLIAR FILMS Season2』柴咲コウ監督 包み込む優しさが社会全体にあるように【Director’s Interview Vol.181】

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「みんなで作る」撮影現場



Q:監督として入った撮影現場はいかがでしたか?


柴咲:お受けした以上は後戻りもできない。プレッシャーはありましたが、実際にカメラが回って自分の想像を越えたものが撮れたときは、快感以外の何物でもなかったです。役者さんすごい!ってなるし、それを捉えてるカメラマンさんもナイス!って思いました。これが「みんなで作る」ということだなと感じて、めちゃくちゃ高揚してましたね。


役者として映画の現場にいたので、ものづくりの楽しさはこれまでも体感してきましたが、今回監督をやらせていただき、自分が撮りたいものを撮らせてもらえるのは、ほんとに贅沢だなと。これからもぜひやっていきたいなと思いました。



『MIRRORLIAR FILMS Season2』(c)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT


Q:今回は監督と役者と同時進行の現場でしたが、その辺りはいかがでしたか?


柴咲:改めて役者って大変だなって思いました。監督やプロデューサーにキャスティングされて、役者はカメラの前に出るわけですが、出ている人の責任ってやっぱり重いんです。私もこれまで、そういったプレッシャーに晒されていたのだなと。だから出演する日は、メイクしながら「私今日出るのか〜、監督だけが良かったな」って思ってました(笑)。


また、役者として「ちょっと違うかな」と思っても、監督としては「それがいい」と思う時もあるなと。これから役者をやるときは、自分の判断で止めたりはしないでおこうと思いましたね(笑)。





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