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『ウェディング・ハイ』大九明子監督 フレーム内に映る全てを面白くしたい【Director’s Interview Vol.192】

©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

『ウェディング・ハイ』大九明子監督 フレーム内に映る全てを面白くしたい【Director’s Interview Vol.192】

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結婚式に集う個性豊かな面々。彼らが繰り広げる行動のせいで式が思いもよらぬ方向に…⁉︎ 王道のシチュエーション・コメディともいえる物語を生み出したのは、ドラマや映画の脚本をも手がける芸人・バカリズム。そしてその脚本を映画化したのは、『勝手にふるえてろ』(17)で秀逸なラブ・コメディを生み出した大九明子監督。さらに豪華キャストが勢揃い、一体どんな映画が生まれるのか? 製作現場の様子を中心に、大九監督に話を伺った。


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目の前に“ものづくり”をぶらさげられると…



Q:本作は大九監督が得意とされるコメディで、且つこれまで手掛けられた作品と比べると規模も大きいかと思います。制作に携わることになった経緯を教えてください。 

 

大九:プロデューサーからお話をいただいた時は、既に脚本もある状態でした。ただ、受けた場合は3ヶ月後に撮影と言われまして…。そこはさすがに驚きましたが、一晩考えてお受けしました。


『ウェディング・ハイ』©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会


Q:3ヶ月後に撮影とはかなりタイトですが、受けられたポイントは何だったのでしょうか。


大九:“ものづくり”というものを目の前にぶら下げられると、やりたくなっちゃうんです(笑)。その頃は別の作品の準備期間だったのですが、なんとか頑張れば先にこっちの撮影も出来るかなと。また、バカリズムさんの脚本がすごく魅力的でした。その脚本を映画化すること自体に興味がありました。





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