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『天使にラブ・ソングを…』エネルギッシュ&多幸感あふれる名作で、実現しなかった幻のキャスティングとは?

『天使にラブ・ソングを…』エネルギッシュ&多幸感あふれる名作で、実現しなかった幻のキャスティングとは?


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‘90sのアイコンともいうべきウーピーの代表作



 80年代、90年代の映画界において、ロビン・ウィリアムズ、エディ・マーフィ、ウーピー・ゴールドバーグといった芸達者たちの存在は神がかっていた。当時、映画の洗礼を受けたばかりの筆者にとっても、その名前はまさに映画の保証書みたいなもので、彼らが出ているのなら間違いなしという信頼感を頼りに、映画館のポスターやチラシ、あるいはTVの映画放送予定をこまめにチェックしていたものだ。


 そんな強烈な刷り込みがあるせいだろうか。久々に『天使にラブ・ソングを…』という懐かしいタイトルを目にするや、瞬時にゴージャスな多幸感とでもいうべき猛烈な風が全身を吹き抜けていった。思い浮かぶのは、教会のシスターたちが体を左右に揺らしゴスペルを歌い上げる光景。もちろん、その真ん中には、情熱的に指揮を振るうウーピーの姿。いま長引く巣ごもり生活の中でちょっとだけ元気をなくしている人がいるなら、一服の清涼剤的な感覚で本作を試してみる価値は十分にあるだろう。



 改めて鑑賞し直して驚かされたのは、30年近く時を隔てても一向に色あせることのない“安定感”に尽きる。子供の頃には気づかなかったが、なにしろ枠を固める俳優陣がものすごいのだ。妻子ある身でありながらウーピーと不倫関係を持つギャング親分役にはハーベイ・カイテル。そして殺人の目撃者となったウーピーを匿う修道院長役には『ハリー・ポッター』でおなじみのマギー・スミス。続編では、ジェニファー・ラブ・ヒューイットやローリン・ヒルが出演しているのも見どころである。



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