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  4. 『胸騒ぎのシチリア』ルカ・グァダニーノの”欲望3部作”の2作目が描く、欲に囚われた人間が行き着く先
『胸騒ぎのシチリア』ルカ・グァダニーノの”欲望3部作”の2作目が描く、欲に囚われた人間が行き着く先

『胸騒ぎのシチリア』ルカ・グァダニーノの”欲望3部作”の2作目が描く、欲に囚われた人間が行き着く先

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『君の名前で僕を呼んで』で”欲望3部作”は完結する



 ルカ・グァダニーノの監督作としては4作目にあたる『胸騒ぎのシチリア』は、監督にとっては”欲望3部作”の2作目だと言われる。1作目が『ミラノ、愛に生きる』(09)、そして、3作目が『君の名前で僕を呼んで』(17)だ。


 2017年の1月に開催されたサンダンス映画祭で『君の名前で僕を呼んで』が上映された際、グァダニーノは映画祭側にポートフォリオ(クリエーターが自分の実績をアピールするための作品集)として、映画を”欲望3部作(Desire-Trilogy)”の最終章と位置付けることを提案している。では、ここでその欲望の変遷を簡単に紐解いてみたい。





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