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『ディープ・インパクト』SFの域を超える感動の衝撃波が生まれた背景とは

(c)Photofest / Getty Images

『ディープ・インパクト』SFの域を超える感動の衝撃波が生まれた背景とは

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スピルバーグとの再会がもたらしたもの



 劇場公開時のパンフレットを広げてみる。すると、そこにはそもそもの企画の成り立ちが記されていた。どうやらプロジェクトが動き始めたのは公開から20年以上も前の、'70年代。その頃、製作者コンビ、リチャード・D・ザナックとデヴィッド・ブラウンは、アカデミー賞特殊効果賞を受賞した『地球最後の日』(51)を新たな技術とアイディアでリメイクしようと大手パラマウントに話を持ちかけていた。しかし決定打となる脚本に恵まれず、この時は企画そのものが流れてしまったという。


 その後も地道な根回しを進めていた彼らに、ようやく運命の神がほほ笑んでくれたのは、『続・激突!カージャック』(74)や『ジョーズ』(75)で組んだスティーブン・スピルバーグ監督と再会した時のこと。



 当時、スピルバーグはアーサー・C・クラークの小説「神の鉄槌」の映画化に向けて準備中だった。そんな矢先にザナック&ブラウンも似た企画を温めていると知り、「互いに競い合うよりも、二つを融合させる方が賢明なのではないか」と考えたそうである。


 こうして協議を重ねた結果、両者は固いパートナーシップで結ばれることに。ザナック&ブラウンが夢にまで見た企画はいよいよ現実のものとして動き始めたのだ。



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