1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. メッセージ
  4. 観る者すべての感覚をアップデートする、ドゥニ・ヴィルヌーヴが緻密に仕掛けた鮮烈な『メッセージ』とは
観る者すべての感覚をアップデートする、ドゥニ・ヴィルヌーヴが緻密に仕掛けた鮮烈な『メッセージ』とは

観る者すべての感覚をアップデートする、ドゥニ・ヴィルヌーヴが緻密に仕掛けた鮮烈な『メッセージ』とは

Index


主人公ルイーズの内面の変容とともに、観客も“進化”を体験する



 2018年1月現在50歳のドゥニ・ヴィルヌーヴは、長編監督作としては10作目となる2017年10月公開の『ブレードランナー 2049』で高い評価を得るとともに興行面でも上々の成績を収め、予算規模が1億ドルを超える超大作でもしっかりリクープ(製作費回収)させる大物監督の仲間入りを果たした。しかし意外なことに、『ブレードランナー 2049』の前にヴィルヌーヴが監督した本格的なSF映画はわずか1本しかない。それが今回取り上げる『メッセージ』だ。


人間とレプリカント、真の人間はどちらか!?SFの裏に隠れたテーマ『ブレードランナー2049』




 地球に突然やってきたエイリアン「ヘプタポッド」の目的を探るため、独自の言語体系を持つ彼らとの意思疎通を図ろうと、言語学者ルイーズが奮闘する姿を描く『メッセージ』の魅力は、観客の感覚をアップデートしてくれるような知的興奮に満ちていること。ルイーズは苦労の末にヘプタポッドの表意文字を徐々に理解し始め、その過程で彼女自身の感覚にも変化が訪れる。映画の中に巧妙に組み込まれた仕掛けが明らかになり、ルイーズの身に起きた変容を真に理解するとき、観る者も驚きとともに新たな視座を獲得した喜びを味わうのだ。



PAGES

この記事をシェア

公式SNSをフォロー

おすすめの
関連映画

新着うんちく

NEWS / 特集

人気うんちく

上映中のおすすめ作品

counter
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. メッセージ
  4. 観る者すべての感覚をアップデートする、ドゥニ・ヴィルヌーヴが緻密に仕掛けた鮮烈な『メッセージ』とは