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『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観た後は…⁉︎ “原型”や派生作品を楽しんでみよう!

(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観た後は…⁉︎ “原型”や派生作品を楽しんでみよう!

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『鬼滅の刃』好きにハマりそうなジャンプアニメ



 前回の記事で紹介したように、『鬼滅の刃』は週刊少年ジャンプのヒット漫画のエッセンスが随所にちりばめられており、吾峠氏がファンだという『ジョジョの奇妙な冒険』や『NARUTO ナルト』、『BLEACH』『銀魂』といった多くの作品群から、影響を受けているそう。


 このようなエピソードもあるため、最後にちらりと「『鬼滅の刃』にハマった方にオススメの、近年のジャンプ作品」を紹介し、本稿を締めくくりたい。まずは、前回の記事の繰り返しになってしまうが、やはり『ジョジョの奇妙な冒険』は押さえておきたいところだ。


 「太陽」「呼吸」「吸血鬼」といった設定はもちろん、「主人公たちの行動理念」や「残酷描写もいとわない戦闘シーン」「『黄金の精神』に象徴されるテーマ性」などからも、『鬼滅の刃』の根底に『ジョジョの奇妙な冒険』(特に、第1部と第2部)が息づいていることがわかる。



 また、主人公が“普通”の人物だが、鍛錬を積むことでヒーローとして覚醒していく点、最大の武器は、「心の強さ」であるという部分(人を救うことへの執念)においては、作品のカラーは全く違えど、『僕のヒーローアカデミア』と不思議な縁を感じられるかもしれない。『僕のヒーローアカデミア』自体も、『鬼滅の刃』と同じく作者の原点である読み切りをブラッシュアップし、連載を勝ち取っている。


 ちなみに『僕のヒーローアカデミア』はアニメーション制作を老舗スタジオのボンズが手掛けており、原作への深い愛情や、バトルシーンの劇的な演出、声優陣の渾身の演技、さらには劇場版の圧巻の熱量など、『鬼滅の刃』と同じくアニメ版のクオリティが抜群に高い。



 そして最後に……。現在テレビアニメが放送中の『呪術廻戦』は、『鬼滅の刃』ともかなり親和性が高い人気作だ。


 人の負の感情によって生み出された「呪い」と戦う呪術師たちの姿を描いた本作。『鬼滅の刃』と同じくダークファンタジーのジャンルに位置する作品で、主要キャラクターであっても壮絶に死んでいく容赦のなさ、人体損壊をいとわないシリアスな描写、「人は死ぬ。だからこそ精いっぱい生きる」という達観した死生観など、近しい部分が多い。


 主人公の虎杖悠仁は、「人を“正しい死”に導く」ことを信条としており、炭治郎の「人も鬼も、見取り、弔う」という行動理念に通ずるものがある。『鬼滅の刃』に比べてよりハードでソリッドなテイストではあれど、ジャンプの新たな看板漫画/アニメ化作品として、いま最注目の1本だ。


 また、『呪術廻戦』も、アニメ版のクオリティが高評価を受けており、カメラが360度回転するバトルシーンやスピード感など、没入感を存分に掻き立ててくれる「神作画」「神演出」が毎週話題を集めている。こちらの制作は、『BANANA FISH』や『この世界の片隅に』を手掛けたMAPPAが担当している。



 ここまで記してきたように、『鬼滅の刃』の楽しみ方は、この先も無限大に広がっていく。新作アニメが発表されるまで、原作や派生作品、アニメ、同テイストの別作品に至るまで、まだまだ掘り下げていけるのだ。


 コンテンツにハマることを「沼」と言うが、これを機に、『鬼滅の刃』の“深堀り活動”に踏み出してはいかがだろうか。



文: SYO

1987年生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌編集プロダクション・映画情報サイト勤務を経て映画ライター/編集者に。インタビュー・レビュー・コラム・イベント出演・推薦コメント等、幅広く手がける。「CINEMORE」 「シネマカフェ」 「装苑」「FRIDAYデジタル」「CREA」「BRUTUS」等に寄稿。Twitter「syocinema



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『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』大ヒット公開中!

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