1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. ストリート・オブ・ファイヤー デジタル・リマスター版
  4. 「ロックン・ロールの寓話」が生み出した、時を超えて輝き続ける音楽『ストリート・オブ・ファイヤー デジタル・リマスター版』
「ロックン・ロールの寓話」が生み出した、時を超えて輝き続ける音楽『ストリート・オブ・ファイヤー デジタル・リマスター版』

「ロックン・ロールの寓話」が生み出した、時を超えて輝き続ける音楽『ストリート・オブ・ファイヤー デジタル・リマスター版』

Index


サウンドトラック・アルバムが作品の魅力だった1980年代



 「A ROCK & ROLL FABLE=ロックン・ロールの寓話」。


 スクリーンにこの言葉が刻まれて始まる『ストリート・オブ・ファイヤー』は、FABLE=寓話、伝説、作り話として、時を超える普遍の物語を宣言する。とはいえ、描かれるのは、「かつて愛した女性を助けるために、街に戻ってくる男」という設定で、往年の西部劇のスタイルを踏襲している。これについて監督のウォルター・ヒルは次にように語っている。


 「私は長い間、“本当のロックン・ロール映画”を作りたいと思ってきた。この作品のシチュエーションと象徴は、大半のロックン・ロール曲のテーマと同一だ」(公開時の劇場パンフレットより)




 要するに、映画それ自体がロックン・ロールということなのだろう。タイトルの『ストリート・オブ・ファイヤー』もブルース・スプリングスティーンの曲名(アルバム「闇に吠える街」に収録。日本語タイトル表記は「 ストリーツ・オブ・ファイアー」)からとられている。もともとその曲が劇中でも使われる予定だったが、別の歌手がカバーすることになった時点で、スプリングスティーンが使用を断ったという。タイトルと同名曲は流れないが、今作は、ロックン・ロールというジャンルをも超えて、とにかく全身に電気が走るような強烈なインパクトの曲にいろどられ、展開していく。


 1984年の公開当時、その直前の『 フラッシュダンス』(1983)や『 フットルース』(1984)のように、多彩なアーティストの曲を使用したサウンドトラックが魅力となる作品が続き、ひとつのブームを形成していた。ただ、これらの作品と『ストリート・オブ・ファイヤー』が違うのは、劇中で登場人物が実際に歌うシーンが多いこと。ヒロインが人気シンガーであり、彼女がライブ中に悪者にさらわれるのが発端となっているからだ。



PAGES

この記事をシェア

公式SNSをフォロー

新着うんちく

NEWS / 特集

人気うんちく

上映中のおすすめ作品

counter
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. ストリート・オブ・ファイヤー デジタル・リマスター版
  4. 「ロックン・ロールの寓話」が生み出した、時を超えて輝き続ける音楽『ストリート・オブ・ファイヤー デジタル・リマスター版』