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『激突!』相手は運転手ではなくタンクローリー!描いたのは平穏な日常をぶち壊す巨大なモンスター※注!ネタバレ含みます。

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『激突!』相手は運転手ではなくタンクローリー!描いたのは平穏な日常をぶち壊す巨大なモンスター※注!ネタバレ含みます。

※本記事は物語の結末に触れているため、映画をご覧になってから読むことをお勧めします。


 最近、日本国内で社会問題化している、いわゆる"あおり運転"。道路上で危険な追い越しや急停止を繰り返す車と、不運にもターゲットにされた車の攻防は、さながら白昼夢そのもの。あおる側の理由が定かでないことも、ドライバーたちの不安に追い打ちをかけている。かつて、そんな体験を短編小説にした脚本家がいた。『ある日どこかで』(80)や『リアル・スティール』(11)等で知られるリチャード・マシスンだ。


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それは、ゴルフの帰りに起きた



 それは、ジョン・F・ケネディが暗殺された日と同じ、1963年11月22日に起きた。『トワイライト・ゾーン』(59~)等で知られる同業の友達、ジェリー・ソールとゴルフを楽しんだ後、車で帰宅中だったマシスンは、帰路の途中で遭遇した1台のトラックにしつこくあおられたのだ。



 そこで、マシスンはその時の身も凍るような体験をTVドラマ化できないかと考え、各局に売り込みをかけるものの、失敗。諦めきれない彼は次に短編小説にして発表することを思いつく。マシスンは詳細を確認するため、自宅からゴルフ場があるカリフォルニアのベンチュラまでもう一度車を走らせ、車窓の風景、ガソリンスタンドやドライビング・レストランの位置をチェックしたという。やがて、それらを基に完成した短編小説は、プレイボーイ誌に掲載された後、当時、気鋭の監督として注目されていたスティーブン・スピルバーグの手に渡り、『激突!』(71)が製作されることになる。



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