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役を抱きしめ共に歩む女優、松岡茉優出演のおすすめ映画10選!

(C) 2020「劇場」製作委員会

役を抱きしめ共に歩む女優、松岡茉優出演のおすすめ映画10選!

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3.『ちはやふる』上の句(16)、下の句(16)、結び(18) 監督:小泉徳宏 111分/102分/128分


競技かるたに「青春全部をかける」をかける熱き高校生たちの奮闘を描いた、人気マンガの実写化シリーズ。松岡は、広瀬すず演じる主人公の宿敵であり目標となる、最強かるたクイーンを堂々たる存在感で演じ切っている。


チームと絆を大切にし、愚直に腕を磨く千早(広瀬)と、強すぎるがゆえに孤高の存在となった詩暢(松岡)。「1人になるほど、強くなる」という現実と「仲間が欲しかった」という切望の狭間で苦しみ、プライドとコンプレックスが自身の中で相克する詩暢は、「団体戦なんてお遊びやったって、全員に言わせたるわ」と鬼神のごとき強さで、千早の前に立ちはだかる。


千早のパートは王道の青春スポーツものとしてのアッパーな「熱さ」が際立つが、詩暢のパートで目立つのは、才能を持ってしまったが故のダウナーな「苦しみ」や「痛み」だ。燃え盛る炎を阻む、凍てつく氷のような存在――、この辺りの異端な存在も、実に松岡らしい適役といえるだろう。詩暢の「孤独」を理解しよう、救おう、視界に入ろうとひたむきに研鑽を続ける千早との友情も、胸を熱くさせる。


百人一首の札一枚一枚を“友だち”として強く愛し、「取る」のではなく「迎えに行く」スタイルの詩暢の戦い方を成し遂げるべく、猛特訓に励み、「女王」を体現した松岡。高速で繰り広げられ、スロー演出が入ってもまだ速いという白熱の試合シーンは、手に汗握る迫力だ。松岡が凛とした立ち振る舞いで風格を見せつける部分も、美しい。


本作には野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、清原果耶といった若手注目株が結集しており、彼らのフレッシュな熱演にも注目していただきたい。



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