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映画とウイスキーの意外な関係とは!?

(c)Photofest / Getty Images

映画とウイスキーの意外な関係とは!?

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『アニマル・ハウス』(78)

ロックなジャック・ダニエルで憂さ晴らし!




監督:ジョン・ランディス 出演:ジョン・ベルーシ



嫌なことがあった時、お酒をあおってうさ晴らしした経験は、酒呑みならば1度ならずあることだろう。ジョン・ベルーシが大暴れする伝説的コメディ映画『アニマル・ハウス』では見事なうさ晴らしが観ることができる。


大学のオチコボレ集団、学生クラブ「デルタハウス」の面々は、今日も今日とていたずら三昧。あまりの騒乱ぶりに校長先生に目をつけられて、遂にデルタハウスは取り潰しとなる。寮から運び出される夥しい量の酒の中から、色男のオッターは酒瓶を1本掠め取るとブルート(ジョン・ベルーシ)に投げ渡す。おもむろに封を開けラッパ呑みを始めるブルート、アッと言う間に丸々1本飲み干してしまう。


「あんがとよ。空ビン欲しかったんだ。」


この時、ブルートがあおったのはジャック・ダニエルのオールドNo.7だ。ジャック・ダニエルのブランドの中でも一番人気のウイスキーで、ミック・ジャガーやスティーブン・タイラーなどロック・スターからの人気も高い。


ジャック・ダニエルはとうもろこし80%で作るので、ほぼバーボンと同じ蒸留酒がベースになるが、サトウカエデの木炭でゆっくり4~6日かけて濾過する「チャコール・メローイング」を行うため、甘みと芳醇な香りが加わった「テネシー・ウイスキー」に分類されるものだ。


そんなジャック・ダニエルを瓶1本を一気に飲むなんて、もったいないことこの上ない!もちろん命の危険もあるし、そもそもジョン・ベルーシが劇中で飲んでいるのはアイス・ティーなので、みなさんは真似をしないように!



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