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『殺人鬼から逃げる夜』クォン・オスン監督 映画の魅力にハマったのはジェームズ・キャメロンとリドリー・スコット【Director’s Interview Vol.143】
目指すはハリウッド!
Q:ポン・ジュノ監督の『パラサイト』の世界的な評価をはじめ、韓国映画界は非常に勢いがあるように見えますが、実際の製作者としては今の状況をどのように感じていますか?
クォン:おっしゃる通り、ポン・ジュノ監督のアカデミー賞受賞によって、韓国映画のステータスが高まったのと同時に、韓国映画への関心も世界的にさらに高まりつつあります。映画製作者としては、非常に意味のあるいい機会ができたと思っています。
Q:クォン監督はエンターテインメント作品の志向が強いように感じますが、今後ハリウッド進出などは考えていらっしゃいますか?
クォン:はい、もちろんです。チャンスが与えられたら無条件に行きたいと思います。ハリウッドで映画を撮ると想像しただけでも幸せです。ぜひ、そんな機会に恵まれたらうれしいですね。
Q:観客のみなさんにメッセージを
クォン:コロナの時代にとてもつらい時間を過ごしていらっしゃる皆さん、もう少し頑張ってくださいね。機会があれば感染拡大予防ガイドラインを守って『殺人鬼から逃げる夜』を映画館でご覧いただければありがたいです。皆さんも元気で安全に過ごし、コロナに負けないことを願っています。いつも幸せでいてください。
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監督・脚本:クォン・オスン
1981年生まれの脚本家・監督。2011年に短編作品『36.5℃』を制作し、第15回富川国際ファンタスティック映画祭に出品される。本作が長編デビュー作となる。
取材・文:香田史生
CINEMOREの編集部員兼ライター。映画のめざめは『グーニーズ』と『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』。最近のお気に入りは、黒澤明や小津安二郎など4Kデジタルリマスターのクラシック作品。
『殺人鬼から逃げる夜』
9月24日(金)TOHOシネマズシャンテ他全国順次公開
配給:ギャガ
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