1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. ルディ・レイ・ムーア
  4. リスペクトするコメディアン『ルディ・レイ・ムーア』を演じたエディ・マーフィの集大成!
リスペクトするコメディアン『ルディ・レイ・ムーア』を演じたエディ・マーフィの集大成!

リスペクトするコメディアン『ルディ・レイ・ムーア』を演じたエディ・マーフィの集大成!

PAGES


高い評価の仕掛け人たち



 本作の良さは、俳優たちの好演もあるが、脚本の面白さもある。脚本を担当したのが、『ラリー・フリント』(96)にて、ゴールデン・グローブ賞の脚本賞に輝いているスコット・アレクサンダーとラリー・カラゼウスキーのコンビである。


 冒頭から様々な伏線が張られ、終盤にどんどん回収されていくのが気持ちが良い。そして、あんなに下品で卑猥なルディ・レイ・ムーアを題材にしながらも、時にエモーショナルで観客の涙を誘うのには見事であった。


 そして監督は、『ハッスル&フロウ』(05)のクレイグ・ブリュワー。今回の共演でエディ・マーフィと意気投合したのか、エディ・マーフィにとって大事な作品『星の王子ニューヨークへ行く』(88)の続編『Coming 2 America』(20年公開予定)の監督も任されることになっている。


 また、本作では、70年代の独特な雰囲気を出すために、75回もの衣装チェンジが行われたそう。『ブラックパンサー』(18)にてアカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞したルース・E・カーターが担当している。






PAGES

この記事をシェア

メールマガジン登録
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. ルディ・レイ・ムーア
  4. リスペクトするコメディアン『ルディ・レイ・ムーア』を演じたエディ・マーフィの集大成!