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『トロン:レガシー』CG・デザイン・新技術にこだわりぬいたジョセフ・コシンスキー監督デビュー作 後編 ※注!ネタバレ含みます。

(c)Photofest / Getty Images

『トロン:レガシー』CG・デザイン・新技術にこだわりぬいたジョセフ・コシンスキー監督デビュー作 後編 ※注!ネタバレ含みます。

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※本記事は物語の核心に触れているため、映画をご覧になってから読むことをお勧めします。


 『トロン:オリジナル』(82)から、直接の続編として企画された『トロン:レガシー』(11)は、『トップガン マーヴェリック』(22)で大ヒットを飛ばしたジョセフ・コシンスキーの監督デビュー作である。今回は洗練されたデザインや、撮影・上映システムを中心に述べる。


※前編はこちら


Index


あらすじ③



 サム・フリン(ギャレット・ヘドランド)は、父親であるケヴィン(本物のジェフ・ブリッジス)に、「いっしょに現実世界へ帰ろう」と促す。だがケヴィンは、サムがここにやってきた経緯を聞き、これはクルー(3DCGのブリッジス)の罠だと気付く。クルーたちプログラムが現実世界に出て行くためには、ポータル(出入り口)を通過するためのマスターキーである、ケヴィンだけが持つ特別なディスクが必要なのだ。クルーは、ケヴィンをグリッド(トロンシステムの内、開発が進んだ地域)の中におびき出すため、サムを利用しようとしたのである。ケヴィンはクルーの手にディスクが渡らぬように、隠れ家から動かないと決める。


 一方サムは、ISO(Isomorphic Algorithms)のクオラ(オリヴィア・ワイルド)から、信頼できるポータルまでの案内人として、レジスタンスのズースを紹介される。サムは、ケヴィンが作ったライトサイクルを盗み出し、トロン・シティの中心部を目指した。しかし、ズースがどこにいるか分からない。すると、サムがコンピューター内にやって来た時、最初に出会った女性であるジェム(ボー・ガレット)が現れ、「エンド・オブ・ライン・クラブ」のオーナーであるキャスター(マイケル・シーン)に姿を変えたズースの所へ連れて行く。



『トロン:レガシー』(c)Photofest / Getty Images


 だが、すでにキャスターはクルーに寝返っており、サムを大勢の男たちに襲わせる。そこに助けに入ったのがクオラだったが、左腕を失って意識を無くしてしまう。この窮地に現れたのは、命の危険を顧みずサムを追って来たケヴィンだった。だがクラブから脱出する際に、キャスターに自身のディスクを奪われてしまう。そこに登場したクルーに、キャスターはディスクを高く売りつけようとするが、タダで取り上げられたあげく、クラブごと爆破されてしまう。


 ケヴィンは、サムとクオラをポータルへ向かうソーラーセーラーに乗せる。ケヴィンはその船内で、ISOのデジタルDNAの欠損箇所を修復してクオラを復活させた。だがソーラーセーラーは、ポータル・ステーションではなく、クルー・キャリア(空中戦艦)に到着する。ソーラーセーラーは、ここに大量の奴隷化されたプログラムたちを運んできており、次々と戦士へ改造されていた。クルーは戦士たちに「運命の時は来た。人間の世界を我々のものに。人類というシステムの不完全性を排除するのだ!!」と叫ぶ。つまりクルーの目的は、現実世界の支配だったのだ。





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