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『ナイト・オン・ザ・プラネット』ジム・ジャームッシュ発、地球規模で街の裏側を見つめた都市映画

『ナイト・オン・ザ・プラネット』ジム・ジャームッシュ発、地球規模で街の裏側を見つめた都市映画

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ミニシアター時代の人気監督、ジャームッシュ



 80年代から90年代にかけて、ジム・ジャームッシュはミニシアターを代表する人気監督のひとりだった。


 ただ、初期の代表作『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(84)や『ダウン・バイ・ロー』(86)はミニシアターではなく、有楽町駅前にあったスバル座にかけられた。


 80年代中期まで銀座や日比谷周辺にはミニシアターがなく、ちょっとクセのある映画や一般的な興行がむずかしい作品はこの劇場で興行が行われていたからだ。


 しかし、87年、日比谷に東宝初のミニシアター、シャンテ・シネ(現在はTOHOシネマズ、シャンテ)が誕生後は違う流れとなり、89年の『ミステリー・トレイン』以後はこの劇場にかけられるようになった。



 ここからジャームッシュの新たな時代が始まる。そんな中でも興行的に1番の人気作品となったのが、92年4月にかけられた『ナイト・オン・ザ・プラネット』(91)である。


 21週間(約5か月)のロングランとなっていて、1億4千万円の興行成績をあげる。2014年の調査では、この劇場の歴代4位の成績となっている。(近年は単館拡大興行が行われ、こうした1館でのロングラン興行は成立しにくくなっている)。


 ちなみに14位が『ミステリー・トレイン』、15位が『デッドマン』(95)でどちらも13週の上映。20位内に3本もジャームッシュ作品がランクイン。ジャームッシュはシャンテを代表する人気監督のひとりとなり、最新作の『デッド・ドント・ダイ』(19)まで、多くの監督作が、この劇場にかけられている(ただし、近年は他の劇場も加えた単館拡大公開)。



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